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June 2, 2014

高橋優「太陽と花」発売記念スペシャルフリーライブ

 6月1日に大阪のあべのキューズモールにて行われた、高橋優「太陽と花」発売記念スペシャルフリーライブ。

 いつ高橋優を知ったのはもう覚えていないが、台湾で彼に関する情報は少ない。一曲だけ、台湾で流されることがある。それは映画『桐島、部活やめるってよ』の主題歌「陽はまた昇る」。2013年の夏にこの映画が台湾で上映されたので、主題歌もそれで台湾で聴けるようになった。

高橋優 - 陽はまた昇る





 今回は初めての高橋優のライブ。リハーサルの時からお客さんたちが曲に合せて手拍子をとっていた。高橋さんはとてもユーモアな方で「いい手拍子のリハーサルだ!」と言った。最初の一曲目は、新シングルのタイトルになっている「太陽と花」。CDキャップに「太陽は自らを焼いて光る」と書かれている。これは「太陽と花」の歌詞だが、なぜここに書いてあるのか、気になっていた。

高橋優 - 太陽と花





 彼の音楽は人を癒すというより、誰かのかわりにその気持ちを歌に変え出して行くと感じている。そのため、ライブ中はみんなで一緒に歌ったり、曲に合せて手拍子をとったりすることで、一曲一曲が完成させられたように聴こえた。そして私の大好きなこの曲あった。


高橋優 -(Where's)THE SILENT MAJORITY?





 この曲が好きで、この間中古でアルバムを買った。歌詞ではロックに関わる言葉とバンド名や曲名があった。「ロックンロール」「LOVE&PEACE」「SexPistols」「Blowin' in the wind」「Power to the People」...。そしていろんな日本社会現象を語っていて、とても意味の深くじっくりと味わえる曲だと思う。日本人なら、そしてロック好きの人なら、この曲を聴いているとその気持ちを共有できるだろう。

 この日のフリーライブでは5曲しか歌わなかったが、高橋さんとその場にいたお客さんが一緒に音楽を楽しんでいる姿を見て、音楽の力はやはり素晴らしいと改めて感じた。

 高橋優の音楽はストレートで普段言えないことを歌にした。会場で見たお客さんは若者だけでなく、子供からお年寄りまでがいて、彼の歌、そしてその中に含まれている気持ちはきっと皆さんに伝わったのだろう。

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