June 13, 2021

これが最後のKind of Musicだと思います

 皆さん、ご無沙汰しております。

4年ぶりです。
日本語を日常生活で使わない日々を今過ごしているので、読みにくかったらすみません。



私は2018年に日本を出ました。そして、その次の年にアジアを出ました。今はヨーロッパにいます。私は2017年の年明けの記事でこう書きました:

「病気かなって周りの人に言われるし自分もそう思っていました」と。

病気でした。今でもそうです。それで音楽を聴けなくなったのです。作業中におしゃれなカフェで流されるようなジャズやボサノヴァは聴いたりするが、昔のように、音楽を聴いたり、ライブに行ったり、感想を誰かと語ったりすることはもうできません。そのために、ブログも書けません。まだ2017年に台北で観たフレデリックのライブについて書こうとしていたドラフトが残っていますが、内容は二行しかありません。



今日、4年ぶりにこのKind of Musicの最後の記事を書こうと思ったのは、もう一度日本語を始めようと思ったからです。大好きだった音楽を聴けなくても、大好きな日本語はやはり大好きです。日本語で独り言をしたり、日本語で何かを書いたりすると落ち着きます。日本に住んでいた頃のいいことを思い出します。元々人混みが苦手ですが、渋谷や原宿でぶらぶらするのは好きです。

「私は東京に住んでいるんだ」と実感が湧きます。

そもそも、日本を住むことは、日本語を勉強し始めた頃の私の夢でした。その夢を私が20代前半で実現しました。日本を出た理由は少し複雑なのですが、日本を住むことは好きです。今でもまた日本に戻れたらいいなあと思っています。

10年後ぐらいはもう一度日本を住めるのかなあ?



今の私は、日本語で何かできるか、何をしたいかと考えてみたら、気軽にできて、難しすぎず、自分の生活と関わっていることをしたいと思ったのです。言語を独学で勉強するのが好きなので、今勉強中のフランス語と一緒に何かできたらと思って、Instagramで開設した@letpracticefrenchというアカウントで、練習用にフランス語で何か一言を書いて、下に英語、中国語、日本語の訳を書いています。最近は、日本や台湾の文化についてもフランス語で頑張って書いています。日本好きでフランス語が母国語の人たちとも出会いがありました。

そして、私が日本語で話すのをもう一度慣れた時に、日本語を独学で勉強している人たちのためのコンテンツも作る予定です。英語でです。興味のある方はぜひInstagramのほうも見てみてください。



ということで、これが最後のKind of Musicだと思います。

ここで出会った方々がたくさんいて、友達になった人もたくさんいます。もし前からこのブログを読んでくださって、まだ声をかけることがない方がいらっしゃいましたらぜひ、声をかけてください。TwitterやFacebookはもうそんなに使っていないので、よかったら、Instagramのほうでお会いしましょう。



では皆さん、
お体に気をつけてお過ごしください。







LAI



January 24, 2017

洪申豪 / VOOID & 午夜乒乓 LIVE at 新宿MARZ

今年一発目のライブハウスでのライブは20日、新宿MARZで観てきた。

出演バンドは
PAELLAS
洪申豪 / VOOID
Homecomings
午夜乒乓(Midnight Ping Pong)



PAELLASの音楽はこの日で初めて聴いたのだが、都会の賑やかに囲まれた一人の夜を楽しむような雰囲気が伝わってきて、自然と彼らの音楽に乗っけて揺らしていた。







次も私が初めて聴いた台湾若手バンド「VOOID」。結成は去年だったらしい。ボーカルは元透明雑誌のモンキーで、他のメンバー3人はなんと皆20代前半。モンキーもMC中時々「私だけおじさん」と冗談っぽく話していた。個人的に、モンキーの歌声を生で聴くのは何年ぶりなんだろうと思い出せないぐらい聴いていなかったので、懐かしい感じはあった。
終演後、VOOIDのギター(連震堂)とベース(吳峻宇)がMARZの外に立っていたので、少し声をかけてみた。全く距離感のなく好青年の感じの人たちだった。







Homecomingsは3年前に、晴海にて開催された音楽フェスで観たことがあったが、その後にあまり聴いていなくて、「あれ?Homecomingsってこんな感じだったっけ?」と思った。(笑)フェスで観たときも可愛らしい雰囲気が印象的だった。







トリは台湾の午夜乒乓(Midnight Ping Pong)。去年新作品がリリースされた時から、この「心悸大戰」という曲がすごく好きだ。




2013年に結成され、彼らのことを知った時に私はもうあまり台湾にいないので、今回のライブは初めて観た。テンポの速い曲が多いようで、ストレス発散に良い音楽かもしれない。(笑)







先ほど調べてみたら、ADCNEWSに洪申豪 / VOOIDと午夜乒乓のこの日のライブ映像やインタビューがあるので、見逃した方はぜひご覧ください。




January 8, 2017

2017年明けでざっくりまとめ

明けましたより、お久しぶりです。
一年ぶりにこのような文章を書き始めたら、いつもどういう風に書いていたのかもう忘れてしまいました…

昨年の春に日本の大学院に入学してからあまりライブに行っていなかったし、音楽もあまり聴いていなかったのです。病気かなって周りの人に言われるし自分もそう思っていました。2016年行ってきたライブの本数は片手の指で数えるぐらいでした。Manic Sheepが日本に来た時もTaiwanderfulの時も色々があって行けませんでした。本当に残念でした…

なので、今年は1月から色々観に行きます!
1月11日 Manic Sheep来日で渋谷HMVインストアライブ
1月20日 Start Trip Trip Fesに台湾から午夜乒乓.洪申豪が出演
1月29日 モノブライト自主企画ライブ「Rumble In Brighton Vol.1 ~新春夜の最前線編~
そして旧正月で一時期帰国なので
2月12日 台北.THE WALLでフレデリック観に行く予定だがまだチケット入手していません。

会場で見かけたらお声かけください。笑


2017年は研究の合間に音楽情報を確認してブログやツイッターを更新するようにします!





January 23, 2016

【日本語】Music Collection Vol.2

【中文】Music Collection Vol.2

004
『BATTLE FOR YOU』
Artist: フィッシュライフ

 大阪発のスリーピースバンド.フィッシュライフは、2015年の夏にTOWER RECORDSの新レーベル.too basara's people recordsから1stミニアルバム『BATTLE FOR YOU』をリリースし、初の全国流通アルバムとなっています。メンバーは今年で大学を卒業するため、3月に卒業記念ワンマンライブを行う予定です。
 去年5月、彼らが下北沢MOSAiCにて行ったライブに行って参りました。フロアが混み合っていて、10代や20代前半に見える男女たちがたくさん集まっていました。機会があればもう一度観たいと思うほど、若き彼らのライブは人を魅了するのです。





フィッシュライフ - フロムカウントナイン






005
『梁香』
Artist:梁香

 去年9月に、梁香はベルリン発のフューチャーロックバンド『PerePere』の日本ツアーゲストとして、来日していました。残念ながら、現在の彼らは『梁香』として活動することをやめたようです。『梁香』は一人の名前ではありません。女性ボーカルのAlfaとシンセサイザーを担当する男性.MADで結成されたこの音楽ユニット『梁香』は、ある自主映画から生まれたそうです。メンバー二人とも他のバンドやプロジェクトを行っていて、Alfaは顯然樂隊のボーカルであって、MADもNO MONEY NO HONEYというバンドを持っています。彼らは幻想的なサウンドとパフォーマンスの持ち主で、今このような音は台湾インディーズシーンで流行っています。




顯然樂隊 - 世界是如此的殘酷又如此的美好








006
『AWAKENING』
Artist:TRI4TH

 台湾でも注目されつつある日本のレーベルPlaywrightから、去年10月にTRI4THが4thアルバム『AWAKENING』をリリースしました。トランペット、サックス、ピアノ、ベース、ドラムの5人編成のTRI4THは、須永辰緒さんが主催するイベント『夜ジャズ』に出演し、香取慎吾さん主演のミュージカル『TALK LIKE SINGING』ニューヨーク公演にバンド役として出演したこともあります。
 私も今まで彼らの演奏をビデオでしか観たことないが、早くライブで観たいです!




TRI4TH - Freeway


【中文】Music Collection Vol.2

【日本語】Music Collection Vol.2

004
『BATTLE FOR YOU』
Artist: フィッシュライフ(Fishlife)

 來自大阪的三人樂團,Fishlife於2015年夏季從TOWER RECORDS的新廠牌too basara's people records發行了第一張迷你專輯「BATTLE FOR YOU」,這同時也是他們第一張日本全國通路銷售專輯。今年3月份,團員們即將從大學畢業,他們也將為此於3月底舉行畢業紀念專場演出。
 去年5月、我到下北澤MOSAiC,第一次看了他們的現場。台下密密麻麻的擠滿了十幾二十歲的年輕男女。而他們的演出,也有著令人想一看再看的魅力。





フィッシュライフ - フロムカウントナイン








005
『梁香』
Artist:梁香

 去年9月梁香與來自柏林的搖滾樂團「PerePere」一起做了日本巡迴演出。只可惜,現在梁香已經停止以梁香名義進行演出。「梁香」可不是一個人的名字。他們是由女主唱Alfa以及擔任合成器的MAD所組合成的音樂團體。而「梁香」這個名字,是來自於一部自製電影。兩位成員都有其他團:Alfa是顯然樂隊主唱,而MAD是NO MONEY NO HONEY的成員。他們的創作及演出都充滿了謎樣氛圍,這也是台灣獨立音樂圈現在流行的聲音之一。





顯然樂隊 - 世界是如此的殘酷又如此的美好






006
『AWAKENING』
Artist:TRI4TH

 日本音樂廠牌Playwright在去年10月發行了旗下樂團TRI4TH的第4張專輯「AWAKENING」。以小號、薩克斯風、鋼琴、貝斯、鼓五種聲響所組成的爵士樂團「TRI4TH」。多次參與須永辰緒主辦活動「夜ジャズ-Jazz Allnighters-」,亦曾參加過香取慎吾主演舞台劇「TALK LIKE SINGING」演奏
 雖然到目前為止只看過影片,但看完還真叫人迫不及待想去看現場啊!




TRI4TH - Freeway




December 6, 2015

【日本語】Music Collection Vol.1

【中文】Music Collection Vol.1

    数ヶ月前から、Facebookで最近入手したアルバムや手に持っている作品を紹介するコーナーを始めました。これらの作品をまとめようと思って、ブログのほうでも『Music Collection』というシリーズで更新を始めます!今は日本に住んでいるため、ここで紹介するものは日本アーティストの作品が多いのかもしれませんが、台灣アーティストの作品を入手する時もどんどん紹介していきたいと思います!


001
『Taiwanderful vol.1』
Artist:盧廣仲、宇宙人、旺福、魏如萱、Staycool、濁水溪公社、蛋堡、阿飛西雅、Manic Sheep、血肉果汁機、閃靈、大支、拍謝少年、英宏、白目、Go Chic、大象體操

    まずはSPACE SHOWERからリリースされた台灣アーティストのコンピレーションCDから始めましょう!買いに行った時、タワーレコード池袋店では「オススメ1,2,3,10,11」と書いてあったのですけど、私も一度自分のオススメ曲をSNSのほうに書いたのですが、やはり全部聴いて欲しいです!
    2007年にリリースされたシングル『早安,晨之美!』で大ブレイクした盧廣仲(クラウド.ルー)や日本盤をリリースした宇宙人(Cosmos People)、旺福(ワンフー)、Staycoolなどのアーティストの作品が収録されています。台灣インディーズのあらゆるジャンルの人気アーティストの作品があり、ぜひ日本の皆さんに聴いてみて欲しい一枚です。詳しい紹介はこちらからご覧ください。→Taiwanderful vol.1 アーティスト紹介《1》







002
『Lotus Land』
Artist:Lotus Land

    ある日、ヴィレッジヴァンガード自由が丘店に入ったら、ちょっとエレクトロニックなジャズのサウンドが聴こえてきました。迷った末、後日に他のお店でこのアルバムを購入しました。Lotus Landは2013年にベーズ(Ei Kikkawa).キーボード(Syuta Matsumoto).ドラムス(Kengo Sato)で結成されたトリオバンドです。今年の7月にアルバム『Lotus Land』がリリースされました。そしてジャケットデザインをされたはtoconomaのギタリストの石橋光太郎です。
    私は一度だけLotus Landのライブに行ったことがあります。彼らダンサブルな曲でフロアにいる人たちは皆、リスムに乗って気持ちよさそうに踊り出しました。





Lotus Land - Bamboo Grass






003
『OWARASE NIGHT』
Artist:フレデリック

    今年9月号の『ROCKIN'ON JAPAN』でYogee New Wavesや水曜日のカンパネラなどと同時に、年に一度の付録CD「JAPAN'S NEXT 2015」に選ばれたフレデリックは、2009年、三原健司(vo./gt.)と三原康司(ba./cho.)の双子の兄弟を中心に結成された神戸出身のロックバンドです。『OWARASE NIGHT』がリリースされた今年の5月当時はまだ赤頭隆児(gt.)とKaz.(dr.)と編成されている4人バンドでしたが、Kaz.が9月に脱退し、フレデリックは現在の3ピースバンドとなりました。
    「JAPAN'S NEXT 2015」に選ばれたこちらの収録曲『愛の迷惑』は、イントロから中毒性が高く、勝手に頭の中に入ってくるメロディーを持つ曲です。ボーカルのちょっとした鼻声の入った歌声も一度に聴けば忘れられないのでしょう。




フレデリック - OWARASE NIGHT




【中文】Music Collection Vol.1

【日本語】Music Collection Vol.1

    幾個月前我開始在Facebook的粉絲專頁上介紹最近新入手的專輯或是一些手上的作品。我想將這些作品整理一下,所以在網誌這邊也開啟了「Music Collection」系列。因為目前人住在日本,所以在這裡介紹的作品可能也是以日本為主。不過如果有機會入手台灣作品的話也會在這裡介紹喔!


001
《Taiwanderful vol.1》
Artist:盧廣仲、宇宙人、旺福、魏如萱、Staycool、濁水溪公社、蛋堡、阿飛西雅、Manic Sheep、血肉果汁機、閃靈、大支、拍謝少年、英宏、白目、Go Chic、大象體操

    第一張,就從今年夏季由SPACE SHOWER在日本發行的這張台灣合輯開始介紹吧!我在Tower Records池袋店看到這張合輯時,它旁寫著「推薦曲目1,2,3,10,11」,而我也曾在臉書跟推特上選過自己的推薦曲,但實在是太難選了!還是希望大家能夠每首都聽聽看。
    無論是2007年由一曲《早安,晨之美!》成名的盧廣仲,或是曾發行過日版專輯的宇宙人、旺福、Staycool等,這張合輯裡收錄了台灣獨立音樂圈裡各種的樂風。我也在這邊寫過這張合輯的日文介紹。→Taiwanderful vol.1 アーティスト紹介《1》






002
《Lotus Land》
Artist:Lotus Land

    某天我走進自由之丘的Village Vanguard,才到門口就聽到了這團有點爵士有點電子的Lotus Land。我猶豫了幾天後才在其他地方入手。他們是於2013年由貝斯(Ei Kikkawa)、鍵盤(Syuta Matsumoto)、鼓(Kengo Sato)組合而成的三人樂團。今年7月份發行了這張專輯《Lotus Land》。而負責專輯設計的是toconoma的吉他手石橋光太郎。
    我曾看過一次Lotus Land的現場。他們一首首的爵士舞曲,讓在場的所有人都微微踏起了舞步,享受著音樂搖擺著。




Lotus Land - Bamboo Grass






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《OWARASE NIGHT》
Artist:フレデリック(Frederic)

    今年與Yogee New Waves以及水曜日のカンパネラ等團一起被收錄在日本音樂雜誌《ROCKIN'ON JAPAN》9月份的特別附錄選集「JAPAN'S NEXT 2015」的フレデリック(Frederic)。2009年以三原健司(vo./gt.)與三原康司(ba./cho.)這對雙胞胎兄弟為中心在神戶組成。今年5月份這張《OWARASE NIGHT》發行當時,他們還是與赤頭隆児(gt.)及Kaz.(dr.)共同活動的四人樂團。但就在9月時鼓手Kaz.離團,フレデリック開始以現在剩下的三人繼續樂團活動。
    被「JAPAN'S NEXT 2015」選入的收錄曲目「愛の迷惑」,從前奏就是首中毒性高的歌曲,有著會在腦中徘徊不去的旋律。而主唱有點帶鼻音的歌聲也是令人聽過一次就難以忘懷。




フレデリック - OWARASE NIGHT