October 31, 2014

台北.松山区.カフェ - BEANS & BEATS


 実家に帰る前に台北のいろんなところをまわってみようと思って、偶々Soft Lipa(蛋堡)のFacebookファンページで見たので行ってきました!台北松山空港の近くにあるカフェ『BEANS & BEATS』。

 LAIが行くところは必ず音楽がある!ということは、周りの人たちによく知らされているようなのですが。BEANS & BEATSではもちろん、音楽があります。名前から分かりやすく、「BEANS」と「BEATS」ですから、珈琲と音楽ですね。



入り口





 最初は「なぜKAO!INC.なのか」と気になっていました。BEANS & BEATSは台湾ヒップホップレーベル『顔社』が経営しているカフェで、「KAO」は中国語の「高」ではなく、日本語の「顔」です。店に入って右手の壁には所属アーティストや顔社が手掛けた作品が飾ってあります。その向こうもレコードや機材などが置かれています。







 この日に頼んだのはカフェラテと看板メニューの「老實人鮮奶油雞蛋糕」。日本語に訳すと「正直者生クリームカステラ」になるかな!ベリーとキャラメルの2種類があって、ベリーを選びました。すごく美味しかったです!!生クリームの油っぽさを感じさせず、食べやすいデザートです。



BEANS & BEATS
住所:台北市台北市松山區富錦街346號1樓
最寄駅:捷運-文湖線-松山機場站
電話番号:02-2765-5533
メールアドレス:beansnbeats@gmail.com



October 17, 2014

貳樂號音樂選貨舖 2manyminds


 月曜日は『POP! POP! FEST』のことを書くため、インターネットでいろいろと情報見てました。Manic Sheepの友達バンド『午夜乒乓』のFacebookページから『貳樂號音樂選貨舖 2manyminds』という台北大安区にあるセレクトショップを知った。驚いたことは『在日ファンク』や『奇妙礼太郎』など、台湾であまり見れないアーティストの作品がこのお店にあります。今度行ってみよーとtwitterで書いて、偶々TOKYO ACOUSTIC SESSIONの関山雄太さんがこのツイートを見て近くにいたらしく行ったのです!関山さんと会ったのも日曜日のことだったので、デザイナーでもあるということは知りませんでした。関山さんが入ったこのお店では、彼がデザインした作品が置いてあります!

 私も昨日、その辺りに待ち合わせがあったので『貳樂號音樂選貨舖 2manyminds』に行ったきました!少し分かりにくいかもしれませんが、普通の住宅の2階にあります。



右にある2階のピンポンを押してください!






 このセレクトショップでは、服や靴などだけでなく、本とCDやバンドグッズ、ドラマグッズが置いてあるのです!日本から輸入したものがたくさん!透明雑誌や陳潁などの台湾アーティストの作品もありますよ!音楽と趣味のためにこのスタイリッシュなショップを経営しているそうです。お店の方とお話して、DJさんなので音楽にとても詳しい方。ここの音楽セレクトはもちろん、お店の方のお気に入り!個人的に一番気になるのは奇妙礼太郎さんの作品。今月にリリースされた、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団の『東京ブギウギ』と天才バンドの『アインとシュタイン』(ちなみにこの作品は関山さんのデザインです。サイトも。)が置いてあります。
 台北にあるカフェの早秋咖啡の方がここで『天才バンド』のCDを購入してお店で流したら、台湾有名なギターリストが聴いてすごく気に入ったそうです。「奇妙礼太郎さんはいろんなプロジェクトをしていてすごい方ですよ。」と貳樂號音樂選貨舖の方が教えてくれました。日本語は通じるので、是非遊びに行ってください。とても面白いところです!!







2manyminds 貳樂號音樂選貨舖

住所:台北市大安區瑞安街 136 號 2 樓
電話番号:02-2703-4000 
FACEBOOK ページ:
2manyminds 貳樂號音樂選貨舖
http://facebook.com/2manyminds

October 16, 2014

10/10 – 10/12 POP! POP! FEST


Airhead Recordsが主催したイベント「POP! POP! FEST」
10月10日から12日までの三日間で開催されたが、12日のライブだけに行ってきた。



LINEUP

10/10 オープニングパーティー 臺北國際藝術村
DYGL [JP]

10/11 海邊的卡夫卡

10/11 Revolver
Post Modern Team [JP]
YANNICK BARMAN [SWI]

10/12 Legacy 
DYGL [JP]
Wallflower [JP]
Post Modern Team [JP]



主催者

 Airhead Recordsは’12年にManic Sheepが設立した台湾インディーズレーベル。Manic Sheepのアルバムをリリースした後、’13年からイベント製作を始めた。日本バンド『Broken Little Sister』の台湾公演や『Re-Noise』イベントシリーズ。Manic SheepがSXSWに行った頃も台湾の出演バンドを集め『SXSW Taiwan Rock Kick Your Ass』を開催。今回の『POP! POP! FEST』は彼らが3月に日本ツアーを回った後、日本と台湾インディーズシーンの交流を進めるため、向こうで出会ったバンドを誘って開催した音楽フェス。



出演者

閃閃閃閃(The Shine & Shine & Shine & Shine)[TW]
2005年10月に結成され、休んだりする時期もあったが、今年は活動再開。

The Tic Tac [TW]
今はカントリー.ミュージックのサウンドを中心。2008年に活動を始めたの5人編成。

染色鯨魚(Colored Whale) [TW]
2013年末から活動を始めた若手バンド。

愉悅科學 II(Pleasure Science II)[TW]
『Pleasure Science』というバンド名で活動していたガールズバンドの再結成。

四枝筆(Four pens)[TW]
台湾花草系を代表できるやさしいサウンド。2014年に日本ツアーを回り、Fastcut Recordsから日本盤をリリース。

Manic Sheep [TW]
SXSWに2年連続出演。2014年に初日本ツアーを行い、同年夏は初めてフジロックのステージに立った。

POST MODERN TEAM [JP]
Ano(t)raksに所属するフォーピースバンド。ボーカルは’12年に透明雑誌と台湾公演を行ったNINGENCLUBの岸田剛。

Wallflower [JP]
Four Pensと同じ、fast cut recordsに所属する可愛らしいインディーポップ。

DYGL(ex.Leather)[JP]
メンバーは全員20代前半の若いバンド。なぜその成熟した音を出せるかと思わせるくらいのガレージ.ロック。

Yannick Barman [SWI] 
スイストランペット奏者。クラシック.ジャズ.電子音楽などを融合した実験音楽。



 出演者以外にFastcut Recordsの方やTOKYO ACOUSTIC SESSION関山雄太さんも台湾に来ていただいた。ライブの日に「出演バンドの方たち以外にほかの方もいらっしゃるよね?」とAirhead Recordsの人に聞いたら、「Fastcut Recordsの方とTOKYO ACOUSTIC SESSIONのディレクターさんも来てるよ」と教えてくれて、すごい方たちを台湾に連れてきたねと思った。Manic Sheepの日本ツアーが終わった後にこの映像がアップロードされて「Manic Sheepはまた海外ですごく面白いことをしたね」と思った。今回も台湾でいろいろとしていたようで楽しみにしている!






10/12 POP!POP!FEST 最終日 at Legacy

 Legacyでライブを開催すると聞いた時は本当にビックリした!違う会場でやってみたいという理由もあるらしい。トップバッターはこの日の唯一の台湾バンドManic Sheep。彼らとは本当に久しぶりで、その音を聴いた瞬間「わー!Manic Sheepだ!!」と感動した。

 DYGLはManic Sheepが日本ツアーから戻ってきた後に「このバンドかっこいい!!」 とずっと言っていたバンドなので、一体どのような音なのかすごく気になっていた。初めて彼らの現場を観て「私の一つか二つくらい年下の人たちがなぜそのサウンドを出せるの?その年齢でそんな音楽を作れる台湾バンドはまだ見たことがないかも」と思った。スタイルもかっこよく、すぐにファンが出来た様子。

 大阪出身のWallflowerもみんな若い!Masamiさん(Vo.&Gt.)の歌声でWallflowerの個性が出されて、可愛らしく聴きやすいインディーポップだと感じた。『Only In My Dreams』は印象的だった。

 最後の出演バンドはPost Modern Team。MCでもずっと日本語で話していたのは彼らのみ!(笑)ドラマーのテンションがすごくて、イベントの最後だったがフロアはとても盛り上がっていた!



Manic Sheep




DYGL 




post modern team




Wallflower - Only In My Dreams


October 3, 2014

Calmera - 深夜裡的510


【日本語】カルメラ - 真夜中の510

 回途,在台北捷運裡。帶著耳機,但卻聽什麼歌都無法讓我感到安心。手中握著iPod,不停的按下一首。這首感覺不對,就是下一首,然後再下一首。終於在聽到這首曲子時,我停了下來,也安心了下來。



Calmera - 深夜裡的510






 雖然沒有聽過這首的現場,但從剛認識Calmera時,它就是我很喜歡的一首。話雖這麼說,我也才認識他們不到三個月罷了。若要問為什麼喜歡它,說實話,我也說不清楚。但或許是喜歡上了那曲中流露出的淡淡哀傷吧!在入手「深夜裡的510」的收入專輯「HANZOMON LINE」之前,我總是在Youtube上聽著它。在7月份夏夜裡的大阪留學生宿舍,一直聽著。儘管很喜歡在日本的生活,總是一個人隻身在國外,或許還是有著點寂寞。聽到這首歌,仿佛身邊有個人陪著,心也靜了下來。小號,吉他,長號,薩克斯風。每一段的獨奏,聽起來就像是演奏者透過手中的樂器在述說著什麼。從音符中傳達出來的,是他們每個人的個性。Goushi所唸著的英文歌詞中,那映入眼簾的白色建築,對他們而言又是什麼?愈聽愈是耐人尋味。

カルメラ - 真夜中の510

 帰り道の電車で何を聴いても落ち着きませんでした。iPodの曲送りボタンを押し続けていて、そしてこの曲でやっと落ち着いてきたのです。


カルメラ - 真夜中の510





 この曲はライブで聴いたことはありませんが、カルメラを知ったばかりの頃からずっとこの曲が好きです。と言っても、カルメラと出逢ってからまだ3ヶ月くらいしか経っていません。この曲のどこが好きかと聞かれると、はっきりとは分かりませんが、その中にあるちょっとした切なさが好きかもしれません。『真夜中の510』が収録されているアルバム『HANZOMON LINE』を買う前は、Youtubeでこの曲を聴いていました。7月の真夜中に大阪の留学生寮でずっと聴いていたのです。日本が好きだと言っても、やはり一人で海外にいて寂しさを感じていたかもしれません。この曲を聴いていて、誰かがそばにいてくれている感覚があって、心が落ち着いたのです。トランペット、ギター、トロンボーン、サックスの順でホーン隊とギターのソロは、話しているように聴こえます。音から伝わってきたのは、メンバーそれぞれの個性だと感じています。ゴウシさんが英語の歌詞を言っていて、その視線に入ってきた白い建物は彼らにとって一体どういう存在なのか、聴けば聴くほど興味がどんどん湧いてくるかもしれません。