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November 21, 2014

脳裏に焼き付いている音。In 197666。

 一年ほど前、偶々『音楽と人』を見て知った日本バンド『In 197666(インナイ)』。8月に東京に行った時は彼らのライブを観た。正しく言えば、そのライブの時間に合わせて東京に向った。TSUTAYA O-Crestにて開催されたIn 197666自主企画ライブ「GONG!!!vol.2」。着いた時に対バンの『HEART-MEN』はもうすでに歌っている。その次は解散発表をした『しかバンビ』。ステージ転換を終え、インナイのメンバーがステージに上がってきて、その姿を見て頭は真っ白になった。

 今年4月にメジャー1stフルアルバム『Firmament』がリリースされ、日本にいる私はすぐ新アルバムを手に入れた。1コマ終わりの朝10時半、チャリで20分ぐらい走って大学から一番近いTOWER RECORDSで購入。これでIn 197666の作品が全て揃った。どうやら私は同じアーティストの作品を集める癖があるようだ。違う時期の作品を聴き比べてみると面白いことを発見できるかもしれないから。





 この日のライブは夢のようだった。雑誌で見て、友達に頼んでミニアルバムを買って、そして大阪にいた数ヶ月の間で一回も大阪に来られなかったIn 197666のライブを東京に住んでいる友達のおかげで観れた。西さん(vo./gt.)が思ったより細いことを除いて、その場で見たIn 197666はイメージの中のインナイとピッタリ合っている。新曲の『BouQuet』から始まるかなと思いきや、最初の曲はインディーズ時代の『天気予報』だった。楽しい時間は過ぎるのが早く、あっという間に本編が終わった。『Starts Seed』に収録されている『Big Mouth & Little Boy』の音楽が流されて、拍手とアンコールの歓声が鳴り止まない中、メンバーが再登場。アンコールのMCで西さんが言った言葉は嬉しかった。



 「台湾や昨日、一昨日とライブをしてきた名古屋、三重で見たお客さんとかも来てくれて、今まで人とのつながりを大切にしてほしいって言って来たけど、今日は、自分でそれを実感してます!」



 「台湾」と言ってくれて本当にビックリして嬉しかった!




 ライブを一回しか観たことがないのはなんだか足りない気持ちはあるが、In 197666の音楽を部屋で味わうのも良いかもしれない。




In 197666 - BouQuet


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