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November 4, 2014

音楽性が豊かな『麋先生Mixer』


 2012年から現在の名前で活動を始めた台湾若手バンド『麋先生』(Mixer/ミキサー)。2013年6月にファースト.アルバム『馬戲團運動』をリリースしてからすぐ、今年の第25回金曲奨で最優秀バンド賞を受賞した。9月に台湾政府と民間の補助で日本.韓国を回って海外ツアーを行った。

 「こんな若手バンドが受賞したなんてありえない!」という厳しい声もネット上から聞こえてきたが、一度聴いてみたら分かる。彼らの音楽はとても興味深い!



2013年にリリースされたファースト.アルバム
『馬戲團運動』



 平均年齢25歳。ギター2本の5人編成で、聖皓(Vo.)だけでなく、子安(A.Gt)がボーカルで歌う時もある。洋楽ロックのサウンドに日本ポストロック幻想的な音や台湾C-POPっぽいメロディを加えて、音楽性が豊かになっている。このアルバムに収録された7曲の中、私が一番面白いと思った曲はアルバムタイトルとなった『馬戲團運動』。メロディと歌い方が中国の伝統音楽っぽく、歌詞ではこの社会を馬戲團(サーカス)にたとえ、「我らはこのサーカス(社会)にいるが、コントロールされてはダメだ。理想や夢を持つあなたは孤独ではない。信念を貫こう。」







 一回だけ彼らのライブを観た。10月18日から26日まで台中草悟広場で行われたフリーイベント『OOPS!! Music Party』。ステージは地下一階にあるが、地上一階まで人がいっぱい集まっていた!メンバーはこの日のMCで半年以内に新アルバムを出すことをファンの皆さんに伝えた。








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