May 16, 2015

Instrumental Jam Band --- LOOP POOL(JP)




       從第一次聽到LOOP POOL這個名字算起,也才過了大約一個月時間。要說是碰巧也好,在這短短一個月內我已經看了兩場他們的現場演出。4月26日在東京・新木場的STUDIO COAST有一場由日本知名雜貨書店Village Vanguard主辦的"All Instrumental"音樂活動「Sing Your Song! 2015」。這是我第一次親眼見到LOOP POOL的現場。試音結束後台上團員開口,說:「我們要開始了!」台前也逐漸聚集起聽眾。天氣晴朗的星期日午後1點,舒服爽朗的音樂傳遍整個藍色天空。而正好整整2週後的週日晚上,在涉谷,我再次看了他們的演出。這天除了LOOP POOL的三人演奏之外,也和一起演出的SOUR以及JABBERLOOP合作演奏對方作品。是個十分有趣且愉悅的夜晚。
       無論室內外,無論白天或是夜晚,他們的音樂總是能帶給我放鬆的心情,像是能夠暫時離開現實生活,隨著聲音進入到他們的世界裡。

       LOOP POOL於2008年成軍,是由木吉他(柏原利之)、低音大提琴(小出栄司)、鼓(水口彰太)三種樂器所組成的Instrumental Jam Band。2008年發行迷你專輯「Landscapes」;2013年第一張專輯「circle」;2014年第二張專輯「√(root)」。除了街頭及Live House的演出之外,他們也常參與大大小小音樂節演出。在目前發行的作品中,更有與Nabowa小提琴手——山本啓,以及電音製作人no.9合作的曲目,為聽眾帶來不一樣的聲音。






 知ってから1ヶ月くらい、偶々って感じでもありつつ、LOOP POOLのライブはすでに2回も観た。4月26日にSTUDIO COASTにて行われた『Sing Your Song! 2015』で初めて彼らの生演奏を聴いた。リハ後にすぐ「始めたいと思いまーす!」とメンバーが声をかけ、人がどんどんステージの前に集まってきた。晴れた日曜日の午後1時、優しく爽やかな音楽が真っ青な空に響いていた。そしてその2週間後の日曜日の夜、私は再び渋谷で彼らのライブを観た。この日はLOOP POOL3人での演奏だけでなく、対バンしたSOURやJABBERLOOPとのコラボもあって、とても楽しい夜だった。
 野外でも室内でも、昼でも夜でも、彼らの音楽はいつも私の気持ちをリラックスさせてくれる。現実生活から離れ、彼らの音楽を通じて彼らの世界へ旅立つのような感覚だ。

 LOOP POOLは2008年に結成され、ガットギター(柏原利之).アップライトベース(小出栄司).ドラムス(水口彰太)によるインストゥルメンタル.ジャム.バンド。同年にミニアルバム『Landscapes』、2013年に1stアルバム『circle』、2014年に2ndアルバム『√(root)』をリリースし、ライブハウス以外にも多くのフェスに出演。今までリリースされた作品の中では、Nabowaのバイオリニスト・山本啓氏やエレクトロアーティストのno.9氏を迎えた曲もあり、リスナーはまた違ったサウンドを楽しめるのだろう。





LOOP POOL - April(1st Album - circle)





May 6, 2015

台南・正興街・コンセプトショップ『彩虹來了』

 2014年12月12日、古川麦さんのライブのために私は初めて台南・正興街にある『彩虹來了』というお店にお邪魔した。

 私は台南の出身で、高校卒業までは地元に住んでいたが、生活範囲は自宅と学校の間ぐらい。そしてこのエリアのクリエイティブ産業や観光が流行ってきた時期はちょうど、私が台北の大学に行った時期でもあるため、私から見ればこの辺りは別世界のように見える。こちらのお店やこの街のことを知りたいと思い、オーナーのErikさんに『彩虹來了』と正興街について話を聞いてみた。

 2004年に『彩虹來了』のブランドコンセプトができ、2007年に創立。最初の3年間は、ECサイトの運営とフリーマーケットやクリエイターズマーケットの出店だけ。そして2010年は、台南で歴史のある建物を改修し、実店舗を開設。台湾メディアのみならず、日本の雑誌やウェブサイトにも取り上げられた。


彩虹來了X正興街

 『彩虹來了』は一体、どのようなお店なのか。まずはこの店が所在する正興街についてErikさんに聞いてみた。Erikさんの話によれば、正興街は最初、人が少なかった。しかし、個性的で興味深いお店がどんどんこちらに集まってきた。お店の人たちは気心が知れてくると、皆で協力し、街を活性化させていった。1階と2階は商品の展示。そして3階は集会.講座.レッスン(手作り/コーヒー...).映画鑑賞などのイベント会場として使われている。今回、古川さんのライブも3階にあるこの空間で行われた。

 Erikさんは台南特有な町風景が好きで、ここに店を開けた。そして、ここで出逢った人と人の交流とつながりこそが『彩虹來了』の特徴だとErikさんは話した。


古川麦”far/close”2014謝謝台湾ツアー

 大きいイベントも開催するErikさんは、今回のような距離の近いライブのほうが、出演者とお客さんの交流が多いようだと教えてくれた。これはErikさん自身が以前、店内で巴奈(バナイ)さんの反原発音楽イベントを行ったことから得た大切な経験から来ている。古川さんと繋がった経緯は、友人を通して連絡を取ったことからで、実際に会ったのはイベント当日だった。「複雑なコミュニケーションを必要とせず、お互いを信頼できる関係はよかったと思っている。」当日、Erikさんは友人に頼んで書道を書いてもらい、ステージを飾った。少人数がその場でその日のステージを作り上げ、シンプルで家でお客さんを招くような雰囲気の小さいな音楽イベントだった。「僕は横で写真を撮りながら皆さんが音楽を楽しんでいる姿を見ていて、こちらもとても楽しんでいました。今回は初めて店内の3階でこのような音楽会を開催。機会があれば是非またやりたい。」




『彩虹來了』店内一階




古川麦さんと書道




家でお客さんを招くような雰囲気





Special Thanks to 彩虹來了 Erik


台南・正興街・品牌概念店「彩虹來了」

        2014年12月12日我參加古川麥的演出活動,第一次來到位於台南正興街的「彩虹來了」

        我是台南人。高中畢業前,一直居住於台南。但因為生活範圍僅限於往來家裡與學校之間,再加上海安路一帶文創、觀光開始興起的時期,正好就是我北上讀大學的時候。這個區域對我來說有如另一個世界。我很好奇,彩虹來了與正興街是什麼樣的地方,於是藉由這次機會向老闆Erik請教。

        2004年彩虹來了品牌概念成形,於2007年創立。最初的三年,彩虹來了僅限於網路商店,但也時常參與大大小小的市集活動。直到2010年,實體店面開設,改造台南老屋。不僅是台灣媒體,也受到日本雜誌與網路媒體報導。


彩虹來了X正興街

       「彩虹來了」到底是怎麼樣子的一家店?我先向Erik請教關於店面位在的這條「正興街」。他說,剛來到正興街時人煙稀少,但漸漸地聚集了許多有趣的店家,大家都交心,將這條街道化作是充滿人情、溫暖的地方。「彩虹來了」的一樓與二樓是作為商品陳列;三樓平時不開放,是舉辦聚會、講座、課程(手作/咖啡...)、電影欣賞等活動的場地。這次古川麥的演出,也是使用了三樓的空間。

  Erik因為喜歡台南特有的人文風情而選擇在此展店;也說,彩虹來了的特色正是於此相遇,人與人之間的互動以及情感。


古川麥”far/close”2014謝謝台灣巡迴演唱會

  Erik說,自己時常舉辦大型活動,但認為如這次一般近距離的現場,更能夠使表演者與觀眾有所交集。這是老闆自身從之前在店內舉辦巴奈的反核音樂會時所得到的經驗。一開始只是透過朋友聯絡,直到當天才第一次與古川麥相見的Erik說:「沒有繁複的溝通,互相信賴的感覺很好。」他也邀請朋友寫下作為舞台背景的書法,幾個人即興創造出了這天的演出空間。簡單且有著居家氛圍的音樂饗宴,使觀眾們聽得入神。「我在一旁拍照邊觀察,也十分享受。這是第一次在三樓舉辦這樣的音樂會,如果未來有機會的話還會想再舉辦。」




「彩虹來了」一樓店內




古川麥與舞台背景書法




 散發著居家氛圍的音樂現場





Special Thanks to 彩虹來了 Erik