September 30, 2014

東京晴海・遇見fox capture plan


【日本語】fox capture plan at CRAFTROCK FEST 

 8月13日,我到東京玩的時候,剛好從朋友那裡知道了16日在東京晴海有一場CRAFTROCK FESTIVAL起先有些猶豫,但最後還是決定去了。

 今年是第一次舉辦,除了表演樂團的樂迷及啤酒愛好者之外,可能並不是那麼多人知道這次的活動。告訴我這個消息的朋友是LITE的樂迷,但因為那天有工作,所以無法到現場看演出。


2個舞台,共13組的演出者
我只看了5組
LOST IN TIME
Homecomings
fox capture plan
LITE
envy


其實最想看的是去東京前一個禮拜才知道的樂團——fox capture plan。
如果不是他們,我可能就不會去CRAFTROCK FESTIVAL了。

 8日的晚上,和台灣的朋友在Facebook上聊天,他告訴了我幾個他在聽的團。其中一個,就是fox capture plan。明明正在寫期末報告,還是想聽聽這團的音樂到底是什麼樣子。沒想到才聽了開頭幾秒就起了雞皮疙瘩。「等一下!!我還在寫報告!!我想在去東京前把它交出去啊!!」不僅讓我把專注力從報告上移開,兩個人還聊了許多。他說「fox capture plan的鍵盤手超帥,是JABBERLOOP的鍵盤手。」還有其他像是台灣幾乎沒有像fox capture plan這樣的聲音,或是鼓手井上司有另一個叫nhhmbase的團。高中時,在台南的一家連鎖唱片行發現了nhhmbase的專輯,有一段時期都是聽這團睡覺。只是那時候的鼓手還不是井上司。


fox capture plan - 疾走する閃光




 fox capture plan的音樂總讓我覺得有種向前邁進的感覺。而就是這樣的聲音,讓我去了晴海的CRAFTROCK FESTIVAL。一週前才知道的樂團,竟然能在去東京玩的時候剛好被我遇上,也算是這個人運氣好吧!

 Homecomings的演出結束後,我直接在室內舞台原地等著fox capture plan。而且還站在最前排大約中央的位置。看著正在試音的他們,我心想「哇~朋友喜歡的團居然就在我面前耶!!回台灣應該會被羨慕死然後被罵吧?!」

 如果我沒聽錯的話,那天的曲目裡有「疾走する閃光」和「Elementary Stream」,都是我很喜歡的曲子。看著台上演出,我全身不時會起雞皮疙瘩,感動到動也不能動的看著他們的現場。對我來說,這可能是我看的第一場,也是最後一場fox capture plan。不過幾天後,我從網路上得知fox capture plan跟台灣樂團既視感前陣子才在香港一起演出。於是我又向同一位朋友說了關於既視感的事情,沒想到他居然是既視感的朋友!世界實在是小的有點可怕。

最後
最近剛公佈的消息,也是場讓我非常想去的活動
11月30日在長野伊那GRAMHOUSE
fox capture plan和Calmera要一起演出!!

兩個都是我非常喜歡的團!超想看!



回台灣前買的fox capture plan的作品

fox capture plan - WALL(上)
fox capture plan - Bridge(右下)
bohemianvoodoo&fox capture plan - color&monochrome(左下)






fox capture plan at CRAFTROCK FEST

 8月13日、東京に遊びに行った時は友達から16日に開催されるCRAFTROCK FESTIVALを知って、少し迷ったが、行ってきました!

 今年は初めての開催で、出演バンドのファンやビール好きな人じゃなければこのイベントを知らないかもしれません。教えてくれた友達はLITEが大好きで、しかしその日に仕事があって行けませんでした。


2つのステージで13組のアーティスト。
私が観たのは


 一番の目当てはfox capture plan!彼らじゃなかったらこのイベントには行かないかもしれません。fox capture planを知ったのはCRAFTROCK FESTIVALに行く一週間前のことでした。

 8日の夜に台湾人友達からメッセージが来て、彼が好きな何組かのバンドを教えてくれました。その中にfox capture planの名前があったのです。期末レポートを書いているのに、どんな音楽なんだろうと気になって聴いてみました。それで鳥肌が立ちました。「ちょっと待って!!レポートに集中できないよ!!!東京に行く前出したいの!」と友達に言ったが、また「fox capture planのキーボードの人かっこいいよ!JABBERLOOPのキーボード!」と聞かされて、ほかのこともいろいろと教えてくれました。台湾でfox capture planのようなジャンルのバンドいないね!とか、ドラマーのツカサさんはnhhmbaseのメンバーだとか。高校の時に地元のCDショッピでnhhmbaseのアルバムを見つけて一時期にずっと聴いていました。あの時のドラマーはまだツカサさんではなかったのですが。


fox capture plan - 疾走する閃光



 fox capture planの「前に進んで走っている」感じがすごく好きです。こうやって彼らのサウンドを好きになってCRAFTROCK FESTIVALに行きました。一週間前に知ったばかりのバンドのライブを東京に遊びに行く時に偶々観れるのも運がいいですね。

 室内ステージでHomecomingsのライブが終わった後にそのままfox capture planを待っていました。しかもフロアの一番前の真ん中くらいのところでした。リハーサルを見ていて「わー友達の好きなバンドは私の目の前にいる!!すごーい!台湾に帰ったら羨まれて怒られそうー」と思っていました。。。笑

 曲順も覚えていませんけど、間違いがなければ『疾走する閃光』と『Elementary Stream』はその日のライブにありました。鳥肌が立って、感動してて全身固まってライブを観ていました。もしかしたら私にとってこのライブは、最初で最後のfox capture planのライブかもしれません。と考えていましたが、数日後にfox capture planと既視感という台湾バンドが香港で対バンしたことを知って、またfox capture planを教えてくれた友達に「既視感って知ってる?」と聞いたら。。。「友達だよー!」って返事されました。え!?笑

人の繋がりって不思議なんですよね!
ちなみに、もう間に合わないと思いますが、既視感は今日本ツアー中ですー!



そして
解禁されたばかりで、見た時に「え!!!」って言っちゃった情報は、11月30日に長野伊那グラムハウスでfox capture planとカルメラが対バンです!!

すごく観たい!!




台湾に帰る直前に買ったfox capture planの作品

fox capture plan - WALL(上)
fox capture plan - Bridge(右下)
bohemianvoodoo&fox capture plan - color&monochrome(左下)



September 24, 2014

2014.09.14 - Mori Fest


 台北大安森林公園にて行なわれたMori Festに行ってきた。9月13、14日に2日間連続で開催されたが、14日のライブしか行けなかった。

 最初は全部見る!と思ったが、気が変わって最も見たい3バンドのライブだけを見た。着いた時に遊園地ステージにいるのは、台湾マスロックバンドElephant Gym。二曲目では猛虎巧克力(Chocolate Tiger)のボーカルでもある台湾人気歌手鄭宜農も参加。日本のnhhmbaseとサウンドが少し似ていて、変拍子で作られた謎のような雰囲気は公園の隅々まで漂っていた。

 Elephant Gymを最後まで見ずに、台湾スカバンドのSkaraokeが出るステージ「青草地」に向った。Skaraokeのライブは去年Formoz Festival以来の一年ぶり。リハーサル終わって、そのまま『Run Formosa』で本番を始めた。『Ska Train To Okinawa』や『Skaraoke Theme』、そして『Cha-Cha-Cha For You』などの楽しく踊れる曲も披露。最後は誰でも聴いたことのあるこの曲『I want You To Be My Baby』で、お客さんたちと一緒になって歌っていた。Skaraokeのライブは始めから最後まで熱かった。




 そして次には一ヶ月ぶりの宇宙人。前回彼らの見た時は、東京恵比寿リキッドルームにて行われたイベント『TAIWANDERFUL』で。さすがSUMMER SONICに出たバンド、リハの時からステージ前はすでにたくさんの人が集まった。本番中、時々周りから「小玉(Vo.)可愛い〜!」「方Q(Ba.)かっこいい〜!」などの声が聞こえてきた。『一起去跑步』や『要去高雄』などの楽しい曲でステージ前の皆さんと一緒に盛り上がっていた。





 最後は台湾ヒップホップアーティストの蛋堡(Soft Lipa)。Soft Lipaを知ったきっかけは、2009年にリリースされた『少年維持著煩惱』という曲。MC Hot Dogとのコラボレーション作品『不吃早餐才是一件很嘻哈的事』も、リリースされた当時はすごい話題になった。しかし、ちゃんと彼の作品を聴くのはつい最近のこと。日本滞在中、日本ジャズバンドのJABBERLOOPを知って、日本人の方からもJABBERLOOPは台湾のSoft Lipaというアーティストとコラボレーションしたよと聞いた。今回のライブは、『關於小熊』や『踩腳踏車』などの人気曲から始め、最後はJABBERLOOPとのコラボレーションアルバム『月光』に収録されている『經典!』と『I Want You』の2曲でライブを終えた。



September 14, 2014

Mary See the Future - 音楽祭


 8月26日、台湾の大学で一緒にバンドを組んでいた友達が大阪に遊びに来た。 新世界.あべのハルカスに行って、午後はなんば.心斎橋.アメ村の辺のTOWER RECORDSと三木楽器ですごいはしゃいでいた。日本の音楽を試聴したり、見たことのないエフェクターを見て「日本人って幸せだなー」って言ったりした。夜はお好み焼き食べて、お酒に興味があるらしく、JK IBARAKIに連れて行った。

 その日は帰りの電車でいつもの通りに滞在中買った日本の音楽を聴いていたが、何を聴いても変な感じがする。なんか違う。一回原点に戻ろうと思って、私が台湾インディーズシーンに入るきっかけとなったMary See the Futureのこの曲をかけた。



Mary See the Future - 音楽祭







 音楽祭を描いているこの曲、音楽祭で見れる光景だけでなく、『あの子』のこともとても気を引く。全歌詞の和訳ではないが、私が感じた歌詞のストーリーを日本語にした。

会場に入って周りにいるのは自分と関係のない人たち。
ここの人たちも僕と同じワクワクしているのか?
分からないけど、とりあえず今日はいつもと違ったことをしたい。
この悶々とする空気を破りたい。

リズムに乗って前に進む。
あのステージに立っているのは僕のロックスターか?
よく分からないけど、たまたま通っただけ。
でもこんな音は熱くなる!

音楽に乗って体を揺らす。
酔っぱらわなくてもテンションは高くなる!

あのステージに立たなくていい。僕を愛している子がいる。
しかしステージに立って、あの子がいなくなった。なぜだ。

手を振って頭を揺らして。
ここは僕の哀愁が許されない。
僕を見てよ。行かないでよ。
この音楽はいいと思えば一緒にいてよ。




 このようなことはよくあるのかと思ってしまう。ステージに立つ人とフロアにいる人の間に何か新しい繋がりが生まれるかもしれない。ニュースなどでもたまにこういう報道があるようだ。この曲も一体どういった気持ちで書かれたのか気になるよね。



September 10, 2014

日本最後一個月與Calmera

 離開日本的前一天下午,我又開始一直在Youtube上不斷的重播著這部MV。



Calmera的SUNSET DRIVER

 我已經不太記得在OSAKA MUSE第一次看到他們演出時是否有這首,但看到影片中辻本(sax.)的獨奏畫面,又讓我想起了那天。

 那天下午跟著STAYCOOL一起進到OSAKA MUSE,剛好是Calmera的彩排時間。進到場內,映入眼簾的是站在舞台最前方薩克斯風、長號、小號的三人。當下只覺得他們就是個看起來很花俏的樂團。尤其是薩克斯風手特別搶眼——一頭金髮以及龐克風的手環與腰帶,怎麼看都像個搖滾樂手。去看表演前我通常會先查查有哪團、是怎樣的風格,但只有這天我忘了。與那天的另一組樂團fugacity比起,Calmera與STAYCOOL的音樂風格差異較大,那時我想:「欸?這個樂團要跟STAYCOOL一起表演?」想歸想,我還是覺得一定得看看他們的正式演出。因為我真的很喜歡彩排時聽到的,他們的聲音。





 Calmera是第二團。有彩排時看到就已經讓我不停大笑的刀刺水果橋段,而開場曲是台灣家喻戶曉的「高山青」。如果沒記錯的話應該是最後一首,他們唱著「燃燒吧,你的熱情旺盛」的奇怪歌詞,鼓舞觀眾一同唱跳。正當我在想「日本人真的很愛帶動跳」的時候,鍵盤手拿起了麥克風站到前面:「看看隔壁班同學唱得這麼大聲,你們三班的也要加油啊!再大聲點!」開始裝起校長樣,要現場的同學們一起大聲合唱。他們的演出結束之後,我剛好遇到另一位STAYCOOL的工作人員,我很興奮的跟她說「我好喜歡Calmera!他們好好玩!」看到如此開心的我,她說:「等等結束後要不要去跟他們說說話?跟他們說妳喜歡他們的話,他們一定會很開心。」我心想「我只是別團的翻譯而已去跟他們說話沒關係嗎?」但我實在是很想在這裡介紹他們、將他們的音樂帶到台灣,於是演出結束後我還是抓緊機會,過去和一位團員搭話。那時候我完全不知道我到底是在跟誰說話,什麼樂器,什麼名字,只知道這個人是Calmera的團員。

 回家之後我看了看Calmera的官方網站,才知道那個人是他們的小號手小林洋介。我不擅長記名字,這時除了小林之外,只記得了吉他手宮本敦、薩克斯風的辻本美博,以及鍵盤手PAKshin。其實一開始,還沒有到特別喜歡他們的程度,但之後愈聽愈喜歡他們的聲音。我想,在我回台灣之前還要再去看一次他們的演出。於是我決定要去福岡,看他們最近一次的專場表演。不過在那之前遇上了些不開心的事,再加上奈良離大阪也不算遠,如果能去看他們的奈良演出一定能夠恢復好心情。就這樣我在演出前一天,決定要去奈良看他們。



 地點在奈良的天理車站前廣場,是個規模不算太大的夏日祭典活動,Calmera是這天的壓軸。其實在他們的演出之前,我就已經在人群裡看到辻本與其他幾位團員。但覺得他們應該不認得我這張臉,於是沒和他們打招呼。直到他們的前兩個節目時,我看到在一旁準備周邊及專輯販售的工作人員。因為也不知道對方會不會記得這張臉,所以有點緊張的說:「我是上次STAYCOOL的翻譯,請問還記得嗎?」但看到他的反應似乎是認出來了,才讓我鬆了口氣。那天的演出讓我最印象深刻的是The Crazy Cats的cover組曲「閉上嘴,跟著我來~Unjarage~」。現場無論男女老少,都跟著他們所熟悉的Unjarage的舞蹈動作和歌詞,與台上的Calmera同樂。那時我想,或許因為是這種氛圍的祭典場合,他們才選了這首歌吧!另外,在演出中,當辻本的眼神往這個方向望過來時,我就會聽到站在我後方的女學生說「天啊,帥慘了」的聲音。嗯哼,果然十分帥氣!結束後還有點時間,我和他們的工作人員聊了一下,也告訴他,我會到福岡看他們的演出。之後他帶我過去向團員打了聲招呼。在室外的昏暗燈光下,我看不清楚每個人的臉,只聽到最後從那8人之中傳來了一聲「那就福岡見了」。

 晚上十點,心情轉好的我一個人從奈良搭了近兩小時的電車回到大阪。但那天就寢時,已經是凌晨三點左右。在房間播著新買的專輯「HANZOMON LINE」與「千日前 HIGH COLORS」,讀著他們的小報。因為內容實在是太逗趣了,明明只是些訪談文章卻讓我直笑個不停。上面也有團員介紹,我這才努力的記起所有團員的名字。負責在舞台上炒熱氣氛的Goushi、貝斯手HIDEYA、鼓手西井啓介,以及長號的棚瀬祐也。



 天理夏日祭典的兩週後,就是福岡graf的專場表演。除了平常的8人樂團形態之外,還有團員們的單獨演出和其他組合。除了吉他手宮本敦的自彈自唱,還有他與Goushi的雙吉他演奏、以小號為中心的SESSION、PAKshin和辻本的鋼琴豎笛二重奏—ShikaKim。中間穿插了一段福岡搞笑藝人町田隼人的演出,最後再以8人樂團結束整場表演。上半場的演出他們以高人氣的「那狗逃跑了」等歌曲炒熱全場。各別演出時間首先是吉他手宮本敦,自彈自唱寫給烏龍麵的情歌,或許因為是香川縣民吧!是首非常可愛的曲子。之後加入少在台上彈奏吉他的Goushi。兩人的吉他演奏曲結束後,是小號手小林的SESSION,成員有鍵盤手PAKshin、鼓手西井和貝斯手HIDEYA。演出曲目是收錄在「千日前 HIGH COLORS」中一首名為「 Yo! SKB -interlude-」的曲子。我第一次聽到這首的現場,也是唯一的一次。小號的聲音十分溫柔,令人聽了陶醉。而ShikaKim的演出讓我第一次看到辻本現場演奏豎笛。下半場最後,由Calmera和町田隼人一起用有著「燃燒吧,你的熱情旺盛」歌詞的「Rock'n Roll Cabaret」收尾。




 散場後,他們的工作人員告訴我,22日在大阪將有一場演出,歡迎我再過去找他們玩。另外也聊了許多,像是為什麼這個台灣人會在日本之類的話題,還問我有沒有到日本的其他地方玩。當我說月中會去東京之後,他們告訴我19日下午在鐮倉的海邊有場表演。但若依照我的計劃,19日中午左右就已回到大阪,所以我也沒特別在意那天有演出這件事情。

 在Twitter上Follow所有團員的帳號後,演出訊息的量只能用「爆炸多」來形容。我的Twitter整個被演出消息洗版,例如「19日在鐮倉海邊表演!」「當天演出結束後還能看到煙火大會」等等之類的推文...。正當我在考慮是否要將東京的行程延長一天去看表演時,有位住在鐮倉的日本朋友開始不斷的說服我去鐮倉玩。於是,我真的去了!去福岡時也是這樣,看表演順道觀光。

 下午三點半左右,我到了Beach House KULA。遠遠的就看到在外面與樂迷聊天的HIDEYA和棚瀬。四點整開始,是女子SKA樂團ORESKABAND的演出,接著是這天的現場DJ——the HIATUS貝斯手Ueno Koji,近六點時輪到Calmera上場。擁有「Moon Beach」與「那個夏天的愛琴海」等歌曲的Calmera,在海灘上的表演果然十分對味。這天的演出由Goushi的歌聲拉開序幕,以及在Calmera的LIVE上常能夠聽見的cover歌曲「 Moanin'」。改為由吉他樂句領導的這首cover作品,情緒表現比原曲更為熱烈,小號與薩克斯風的交織對唱以及宮本敦的獨奏都令人看得著迷。而我很喜歡的曲目「SUNSET DRIVER」也在這天的歌單上。團員們才做好預備動作,就已從台下傳來一陣鼓噪,不用等他們發出聲響,就能馬上知道是這首曲子。最後,他們與ORESKABAND同台演奏,為整場演出畫下句點。





 三天後,8月22日的晚上。我既期待,卻又感到些許不捨,想著:「今天就是最後一場了。真不知道下次什麼時候還能再看到Calmera的演出。」這天的表演是在一家位於大阪本町的音樂餐廳Guittone。如此有情調的晚餐時間,總不能像平常的他們一樣在舞台上又唱又跳又演奏的。他們將「TRAIN GANG」等狂躁吵鬧的曲目改編成溫柔的慢板,也演奏了專輯「Golden Variety」中我很喜歡的一首旋律華爾滋「 Poplar」。夜晚的演出就這樣平穩優美的,進行到最後,以一首cover作品「 Tristeza」作為收尾。但安可曲卻像是藏不住他們原本活潑的個性,在Goushi的一聲「沒關係,站起來吧!」之下,他們用熱情可愛的「FLAMINGO」為這個夜晚拉上了最終的幕簾。


 在日本的最後一個月,我遇見了Calmera的音樂。一開始只覺得他們是個靜不下來,以誇大的舞台演出吸引目光的樂團。但在我看了好幾場演出、聽了好幾遍音樂,也和他們說話聊天後,我才漸漸發現,原來我真的很喜歡他們!創作時,有些人是先蒐集各式各樣的資料,最後再從中找到想要發揮的題材;也有人是將自己親身經歷的情感或是周遭的世界寫成音樂。Calmera的音樂,屬於後者。這也是我喜歡的音樂樣貌。他們對於歌曲的改編,也非常有自我風格。例如他們改編Nirvana的「 Smells Like Teen Spirit」,將主旋律交給薩克斯風,比原曲更為歇斯底里,是首中毒性高的作品。這樣有趣且有著多種樣貌的Calmera,是令我著迷的聲音,也是令我想讓更多人聽見的聲音。只是,不知何時還能再見到他們。





日本にいる最後の一ヶ月とカルメラ


【中文】日本最後一個月與Calmera

日本を出る前の日はまたYoutubeでこのPV見ていた





カルメラSUNSET DRIVER。

 OSAKA MUSEで初めてカルメラライブを観た時にこの曲をしていたかどうかもう覚えていないが、辻本さん(sax.)のソロシーンを見て、またその時のことを思い出した。

 カルメラと対バンした台湾バンドのSTAYCOOLの通訳として午後から現場に入った時、ちょうどカルメラのリハーサルだった。目に入ったのはステージの一番手前に、サックス.トロンボーン.トランペットの人がいて、とにかくギラギラしている感じが強かった。一番目立つのはやはり金髪のサックスの人。あんなロックな格好をしているのにサックス吹いているんだと思ってしまった。ライブに行くと、いつも前調べしてどんなバンドが出るかを知っておくようにしているが、この日だけは調べるのを忘れた。スタイルはSTAYCOOLと結構違うので「え?このバンドがSTAYCOOLと対バンするの?」とも思ったが、そこで出されたサウンドがすごく好きで、「本番は絶対観る!」と感じた。




 その日は3バンドの対バンで、カルメラは2番目だった。リハの通りにフルーツを投げて刀で刺すショートコントみたいな演出があって、そしてオープニングソングは台湾名曲の『高山青』。記憶に間違いがなければそれは最後の曲だった。「ギンギン.ギンギン.ギンギンギン。燃えろ、お前の元気ギンギン」の歌詞でお客さんを煽って一緒に歌って踊った。「日本人って振り付け好きだなー」と思った時に、キーボードの人がいきなり声を出して、面白いMCでもっと大きい声出せー!というメッセージをお客さんに伝えた。「このバンドなんだか訳分からないけど、面白い!あのサウンドいい!」。カルメラのライブが終わって、「このバンドすごく好き!面白い!」とはしゃぎながらほかのスタッフと話した。そのスタッフの方からあとでカルメラさんに声かけてみる?と言われて、大丈夫かな?と思ったが、どうしてもこのブログで紹介したくて頑張って声をかけてみた。あの時は一体誰に声かけたのか全く分からなかった。とにかくこの人はカルメラのメンバーだということは知っている。

 家帰ってカルメラの公式ホームページで見て、私が声かけた方はトランペットの小林さん。名前を覚えるのが苦手なので、この時覚えたメンバーは小林さん以外に、ギターのアツシさん、サックスの辻本さん、そしてキーボードのパクシンさん。あれから、彼らの音楽を聴けば聴くほどどんどんハマっていって、台湾に帰る前に、もう一度カルメラのライブを観たいと考えながら、8月の頭に福岡でのワンマンライブに行くことにした。しかしその前に、ちょっとしたエピソードで落ち込んで、奈良も近いからカルメラのライブに行ったらきっとその音楽から元気がもらうよね、奈良ライブも行こうと、ライブの前の日に決めた。



 ライブ前に辻本さんとほかに何人かのメンバーを見かけたが、多分私の顔を覚えていないだろうと思って、声かけずに本番を待っていた。始まる前は物販にいるカルメラのスタッフに挨拶。「STAYCOOLの通訳です。覚えていますか?」と、私のことを覚えていないかもしれないと思って、ドキドキしていたが、見覚えがあるようでほっとした。場所は天理駅前広場。一番記憶に残ったのは『だまって俺について来い ~ ウンジャラゲ』とういうクレイジーキャッツのカバーを2曲合体させた曲。ウンジャラゲの振り付けと歌詞で、小さい子からお年寄りまでみんなが笑顔になって楽しそうにライブを観ていた。お祭りだからこの曲を選んだかなと頭の中で考えていた。それに、辻本さんの目線がこちらに向くと後ろの女の子たちのほうから「笑顔やばぁ~」って声が聞こえ、やはりかっこいいよね!ライブ終わった後はスタッフの方と福岡ライブに行くことなどをいろいろお話して、メンバーたちと挨拶。「では、また福岡で!」。

 夜の10時に元気になった私は一人で奈良から大阪に戻った。しかし寝たのは3時くらい。新しく買ったアルバムの『HANZOMON LINE』と『千日前 HIGH COLORS』を流してカルメラのタブロイドを読んで、内容が面白くてずっと笑っていた。メンバーのプロフィールもあって、頑張って8人の名前を全部覚えた。ゴウシさん、ベースのHIDEYAさん、ドラムのいがっちょさん、そしてトロンボーンのたなせさん。



 福岡grafでのライブはその2週間後くらい。いつものカルメラ8人の形以外に、メンバーそれぞれのソロやセッションもあった。アツシさんのアコギ弾き語りから始め、ゴウシさんとアツシさんの二人のギター演奏、小林さんを中心にするセッション、パクシンさんと辻本さんのDUO.シカキム、そして最後はまたカルメラでライブを終えた。その間に挟み込んだのは福岡お笑い芸人町田隼人さんのネタ披露。フロアは最初『犬、逃げた。』などの曲で盛り上がった。ライブを楽しんでいるお客さんとカルメラの高まっているテンションがこちらに伝わってきて楽しかった。ソロタイムはアツシさんがうどんへのラブソングを歌った。とてもかわいらしい曲。そしてゴウシさんが加入、二人で演奏を進め、次に小林さんのセッションの曲は『千日前 HIGH COLORS』にも収録された『Yo! SKB -interlude-』というタイトルの曲だが、ライブで聴くのは初めて。トランペットの音が優しく、そのサウンドに酔いしれてしまった。パクシンさんと辻本さんによるクラリネットとピアノのデュオ.シカキムは2011年にアルバム『鹿キムチ』をリリースし、今はほぼ完売で、Amazonならまだ少しだけ在庫があるそうだ。後半のカルメラは町田さんと一緒に元気ギンギンのこの曲『ロックンロール キャバレー』でライブを締めた。




 ライブ後、スタッフの方から22日にカルメラは大阪でライブするのを知って、また行きますと話した。ほかにもこの台湾人はなぜ日本に来たのかといろいろとお話して、日本のどこかに遊びに行く?と聞かれて、東京に行きますよと答えると、19日の午後は鎌倉の海の家でライブがあるのを教えてくれた。しかしその日は朝に大阪戻る予定だったので、別に何も気にしていなかった。

 メンバー8人のツイッターを全部フォローしていると、ライブ情報の量が爆発的に多い。「19日に鎌倉の海の家でライブ」、「ライブ終わったあとは打ち上げ花火も見れる」というようなツイートでTLが埋めつくされた。東京にいる時間を一日伸ばしてライブに行くかなと迷っていたとき、鎌倉に住んでいる知り合いが「鎌倉はいいところだよー!」とずっと言っていて、結局行くことにした。また福岡の時と同じ、ライブを観るためにどこかに行ってついでに観光した。

 午後3時半にBeach House KULAに着き、外で話しているたなせさんとHIDEYAさんがいた。お盆休みはどうでしたかとちょっとお話して、4時に対バンのORESKABANDのライブからスタート、間にウエノコウジさんのDJ SETで、6時前からカルメラが音を出し始めた。この日のライブはゴウシさんの歌声で始まった。そしてよくライブで演奏するカバー曲『Moanin'』も。リードがギターになったこのカバー作は原曲より激しく、トランペットとサックスの掛け合いもアツシさんのソロも、めちゃくちゃかっこよかった!私が好きな『SUNSET DRIVER』もこの日のセットリストにあった。構えからすぐこの曲だと分かる。お客さんからの歓声も大きかった。最後はORESKABANDとの共同演奏でライブを終え、7時まで残って打ち上げ花火を見るお客さんもたくさんいた。





 三日後の22日、楽しみにしつつも薄々に寂しさを感じた。「今日のライブは最後になるね。今度いつカルメラのライブを観れるのか分からない。」と思いながら、落ち着いている感じでライブを観ていた。大阪にあるGuittoneでディナーショー。いつもの暴れているカルメラと違って、『TRAIN GANG』などの激しい曲も再アレンジし、ディナーショーにふさわしい優しいサウンドを出してくれて、その中にも私の好きな『Poplar』があった。そのまま穏やかでライブを最後まで進行して『Tristeza』で終えたが、アンコールは快活な気質がもう隠れられないように、ゴウシさんが「立ってもいいよー!」と言って、『FLAMINGO』の元気で楽しい雰囲気はライブの終わりだった。

 日本にいる最後の一ヶ月間はカルメラの音楽と出会ったおかげで、とても楽しく過ごせた。最初は落ち着きのない、勢いで客を呼び寄せるバンド、というイメージだったが、何回もライブを観て音楽を聴いて、彼らとお話して、やはりカルメラが好きだと分かった。曲を作るためにいろんな情報を集めて見つけた題材で創作する人もいれば、自分が経験した感情や身近の世界を音楽にする人もいる。カルメラは後のほうだと思う。それも私の好きな音楽。カバー曲も個性的で、Nirvanaの『Smells Like Teen Spirit』をサックスでリード。荒れ狂っているサウンドが癖になってしまう。こんな興味深く多様性の持つカルメラ、またいつかどこかで彼らのライブを観たい。