WFU

December 30, 2014

2014年のいい思い出となったアルバム《2》カルメラ - ゴールデン・バラエティー


【中文】2014與專輯的相遇《2》Calmera - Golden Variety


ターニングポイント

 カルメラについてまだ書けるかと私も思う、この記事であれぐらい書いたので。でも、私にとってカルメラというバンドは「この音楽が好きだ」とか「ライブいいな」とか、そういうのだけでなく、ジャズにもっと興味を持ち始めたきっかけでもある。(大雑把でいう)ロックからほかの音楽ジャンルへの入口的な存在かもしれない。そしてこのブログを二カ国語で書こうと思ったきっかけでもある。



ゴールデン・バラエティー

 今年の2月にリリースされたカルメラの6thアルバム。7月にいただいてからここ半年間でよく聴く一枚。インターネットやラジオでの曲紹介を参考にして、何曲かを改めて紹介するが、選ぶ時は本当に悩んでいた。


3)SUNSET DRIVER
 PVでも工夫をした『SUNSET DRIVER』。リズム軽快なダンサブルナンバー。ライブでカルメラと一緒に踊ったり手拍子を叩いたりして楽しむことができ、アルバム通しで聴く時も思わず動きたくなる。なぜか分からないが、この曲を聴くと元気が溢れてくる。


カルメラ - SUNSET DRIVER





6)Poplar
 胸に響く『Poplar』は、ベースのヒデヤさんが書かれた曲。録音の時はメンバーのフィーリングが合って一回で録れたそうだ。どんなときにこの曲を聴いても心が震える。私が感じたそのどこかから伝わってきた強い気持ちは、もしかしたらメンバー8人が共有しているカルメラへの想いかもしれないと思った。

7)だまって俺について来い~ウンジャラゲ
 クレイジーキャッツの2曲をカバーしメドレーにした『だまって俺について来い~ウンジャラゲ』。ラジオインタビューされた時にゴウシさんはこの曲について語った。

 「僕の幼稚園とか小学校の時に思い入れ替えてたジャズというのは、クレイジーキャッツさんみたいな面白いおじさんたちがお笑いを混ぜながらライブするというイメージだったので。お笑いの部分とジャズ的な部分を融合させたようなエンターテイメントを目指している中でカルメラってクレイジーキャッツ的な部分あるなと思ってたら、じゃあクレイジーキャッツで行きたいなと思って。」

 私は小さい頃に志村けん版の『ウンジャラゲ』を聴いたことがあるのを、最初は気付いていなかった。90年代半ばから『志村けんのだいじょうぶだぁ』は台湾でも放送されていたので、昔は兄たちと一緒に観ていた。気付いたのは、ある日にカルメラ版をかけたら横にいる兄がこう言った。「どうしてこの曲あるの?変なおじさんのやつでしょ。」私の記憶はぼんやりとしているが、十歳ぐらい離れている兄は『ウンジャラゲ』のメロディをはっきりと覚えているようだ。

12)The Beginning of Wonderland
 『ゴールデン・バラエティー』のラストはギターのアツシさんが書かれた『The Beginning of Wonderland』。アルバムの最後を飾るになぜ「Beginning」かと最初思ったが、本当は「ここからまた始まっていく」という素敵なメッセージが込められているそうだ。



                                            (カルメラ公式HP)




8周年記念ライブ

 2015年3月28日に大阪.なんばHatchにて開催されるカルメラ8周年記念ワンマンライブ「なんばギンギン大作戦〜カルメラが8(ハッチ)周年だョ!全員集合〜」。オープニングアクトとして9月からスタートした新プロジェクト「カルメラオーケストラ」が出演。楽器を通してたくさんの人と繋がっていくという、カルメラオーケストラのコンセプトは本当に素晴らしいと思っている。映像や写真を見るだけですごく楽しそうと感じる。こんな面白そうなライブはぜひ行きたい!最近はこのライブに向けてCM動画もどんどん公開されている。どれもカルメラなりのお笑いが含まれているが、今まで公開された動画の中で私が一番好きなのは、『SUNSET DRIVER』の振り付けを練習する時の映像で編集された「崩壊編」。









No comments:

Post a Comment