December 31, 2014

2014年のいい思い出となったアルバム《3》SOFT LIPA & JABBERLOOP - 月光


【中文】2014與專輯的相遇《3》蛋堡 & JABBERLOOP - 月光


国境を越えた『月光』

 JABBERLOOPの音楽と出会えることは、不思議だと思った。台湾友人とfox capture planの話をしている時にMELTENさんのことを知ったり、カルメラの以前のライブ情報で見つけたり。その後もSOFT LIPAとコラボした話を友達から聞いて、帰国したらCDショップで『月光』を見つけた。「ここチェーン店でもないし、しかも4年前のアルバムが。」まさかここにあるとは思わないところにあった。台湾でリリースされたのは『月光』というタイトルのアルバムだが、ボーナストラックだけが少し違った日本盤は『経典!』。



『月光』





SOFT LIPAと『恍惚』とする

 今年の12月にJABBERLOOPが台湾で発売した『魂』台湾盤だけに収録されているのは、SOFT LIPAとのコラボ曲『恍惚』。リリースに伴って12日の台北と13日の台中ライブを行い、おかげで4年前に見逃した“SOFT LIPA & JABBERLOOP”のライブを観れた。13日のライブを終え、19日は同じ会場でSOFT LIPAが今年に唯一のワンマンを開催。



淡水の月夜

 10月は一ヶ月間くらい淡水に住んでいた。9階の窓から台北盆地まわりの山や淡水河が見える。部屋に大きい窓があって、夜景を眺めながら飲むビールは贅沢だった。その時間に流しているアルバムは『月光』。コラボレーションがスタートする「We got Jazz」から、時の流れを描く「彼女は時間とワルツを踊る」まで、私にとってここ全ての曲は”淡水にいた一人の時間”だった。
 あえて選ぶとすれば一番好きなのは『過程』。この曲はJABBERLOOPの1stアルバム『and infinite jazz...』に収録されている『Missing My Bird』の再アレンジ。初めて聞いたときからSOFT LIPAが書かれた歌詞で感動していた。「離開世界之前 一切都是過程」(世を去る前 全てが過程)「活著不難 最難的是做人」(生きるのは難しくない 最も難しいのは人になること)。歌詞カードの隅々まで読むことはしなかったけれど、そこで描かれた人生の切なさは音を通して伝わってきた。




SOFT LIPA & JABBERLOOP - 過程




2014與專輯的相遇《3》蛋堡 & JABBERLOOP - 月光


【日本語】2014年のいい思い出となったアルバム《3》SOFT LIPA & JABBERLOOP - 月光


跨越國界的「月光」

 接觸JABBERLOOP音樂的經過很奇妙。和朋友聊到fox capture plan時知道鍵盤手MELTEN;在Calmera過往的演出資訊上看到JABBERLOOP的名字。之後又從日本朋友口中得知他們曾和蛋堡合作,回到台灣更是在小白兔唱片發現「月光」。那又是一段迷妹發現寶物的故事,就不多提了。4年前在台灣發行並入圍金曲獎的「月光」,在日本是以「經典!」這個專輯名稱發行。除曲目排序不同之外,兩種版本中收錄的remix也有些許差異。


「月光」




和蛋堡一起「恍惚」

 JABBERLOOP年初在日本發行專輯「魂」,12月份亦發行台灣版並再次與蛋堡合作,收錄新歌曲「恍惚」。12日於台北,13日於台中舉辦台灣公演。我運氣好;夏聞其名,冬見其影。讓我親眼見識到4年前錯過的精彩組合“蛋堡 & JABBERLOOP”。13日的共演結束,19日蛋堡再次站上同一舞台,舉辦今年唯一一場個人演唱。


淡水月夜

 今年秋天,我在淡水住了大約一個月的時間。從九樓的窗戶眺望,能見圍繞著台北盆地的山,以及流過我家門後的淡水河。日落後的玻璃窗如一幅描繪夜色的風景圖畫,微涼10月的夜景與啤酒,是再奢侈不過的享受。此時,回繞在房間裡的就是融合爵士與嘻哈的「月光」專輯。無論是如序曲一般的「We got Jazz」,或是描寫光陰流逝的「她和時間跳華爾滋」,對我來說都是“在淡水與自己相處的時光“。
 若硬是要選一首,我會選擇「過程」。它是JABBERLOOP的第一張專輯「and infinite jazz...」收錄曲目「Missing My Bird」的翻製版本。第一次聽到,就為蛋堡所寫的歌詞感動。「離開世界之前 一切都是過程」「活著不難 最難的是做人」。雖然沒有拿起歌詞本一字一句唱讀,但他口中的人生無奈已真真切切地傳了出來。




蛋堡 & JABBERLOOP - 過程






December 30, 2014

2014年のいい思い出となったアルバム《2》カルメラ - ゴールデン・バラエティー


【中文】2014與專輯的相遇《2》Calmera - Golden Variety


ターニングポイント

 カルメラについてまだ書けるかと私も思う、この記事であれぐらい書いたので。でも、私にとってカルメラというバンドは「この音楽が好きだ」とか「ライブいいな」とか、そういうのだけでなく、ジャズにもっと興味を持ち始めたきっかけでもある。(大雑把でいう)ロックからほかの音楽ジャンルへの入口的な存在かもしれない。そしてこのブログを二カ国語で書こうと思ったきっかけでもある。



ゴールデン・バラエティー

 今年の2月にリリースされたカルメラの6thアルバム。7月にいただいてからここ半年間でよく聴く一枚。インターネットやラジオでの曲紹介を参考にして、何曲かを改めて紹介するが、選ぶ時は本当に悩んでいた。


3)SUNSET DRIVER
 PVでも工夫をした『SUNSET DRIVER』。リズム軽快なダンサブルナンバー。ライブでカルメラと一緒に踊ったり手拍子を叩いたりして楽しむことができ、アルバム通しで聴く時も思わず動きたくなる。なぜか分からないが、この曲を聴くと元気が溢れてくる。


カルメラ - SUNSET DRIVER





6)Poplar
 胸に響く『Poplar』は、ベースのヒデヤさんが書かれた曲。録音の時はメンバーのフィーリングが合って一回で録れたそうだ。どんなときにこの曲を聴いても心が震える。私が感じたそのどこかから伝わってきた強い気持ちは、もしかしたらメンバー8人が共有しているカルメラへの想いかもしれないと思った。

7)だまって俺について来い~ウンジャラゲ
 クレイジーキャッツの2曲をカバーしメドレーにした『だまって俺について来い~ウンジャラゲ』。ラジオインタビューされた時にゴウシさんはこの曲について語った。

 「僕の幼稚園とか小学校の時に思い入れ替えてたジャズというのは、クレイジーキャッツさんみたいな面白いおじさんたちがお笑いを混ぜながらライブするというイメージだったので。お笑いの部分とジャズ的な部分を融合させたようなエンターテイメントを目指している中でカルメラってクレイジーキャッツ的な部分あるなと思ってたら、じゃあクレイジーキャッツで行きたいなと思って。」

 私は小さい頃に志村けん版の『ウンジャラゲ』を聴いたことがあるのを、最初は気付いていなかった。90年代半ばから『志村けんのだいじょうぶだぁ』は台湾でも放送されていたので、昔は兄たちと一緒に観ていた。気付いたのは、ある日にカルメラ版をかけたら横にいる兄がこう言った。「どうしてこの曲あるの?変なおじさんのやつでしょ。」私の記憶はぼんやりとしているが、十歳ぐらい離れている兄は『ウンジャラゲ』のメロディをはっきりと覚えているようだ。

12)The Beginning of Wonderland
 『ゴールデン・バラエティー』のラストはギターのアツシさんが書かれた『The Beginning of Wonderland』。アルバムの最後を飾るになぜ「Beginning」かと最初思ったが、本当は「ここからまた始まっていく」という素敵なメッセージが込められているそうだ。



                                            (カルメラ公式HP)




8周年記念ライブ

 2015年3月28日に大阪.なんばHatchにて開催されるカルメラ8周年記念ワンマンライブ「なんばギンギン大作戦〜カルメラが8(ハッチ)周年だョ!全員集合〜」。オープニングアクトとして9月からスタートした新プロジェクト「カルメラオーケストラ」が出演。楽器を通してたくさんの人と繋がっていくという、カルメラオーケストラのコンセプトは本当に素晴らしいと思っている。映像や写真を見るだけですごく楽しそうと感じる。こんな面白そうなライブはぜひ行きたい!最近はこのライブに向けてCM動画もどんどん公開されている。どれもカルメラなりのお笑いが含まれているが、今まで公開された動画の中で私が一番好きなのは、『SUNSET DRIVER』の振り付けを練習する時の映像で編集された「崩壊編」。









2014與專輯的相遇《2》Calmera - Golden Variety


【日本語】2014年のいい思い出となったアルバム《2》カルメラ - ゴールデン・バラエティー


轉捩點

 回國後9月,洋洋灑灑寫了一篇與Calmera相遇的故事。其實這次在提筆之前自己也很懷疑,對於這個樂團我還有什麼可寫嗎?結論是:有!對於Calmera,似乎不僅是我喜歡這個音樂,或是現場演出很精彩等等之類的感想。因為與他們的音樂相遇,我才開始更認真的去了解爵士音樂。他們就像是我跨出搖滾大門,走進爵士的一條通道。此外,讓我開始在這裡敲起鍵盤注音,寫下中文的最大理由,也是他們。



Golden Variety

 今年2月發行的第六張專輯「Golden Variety」。7月份收到專輯後的這半年間,我不時會將它拿起來,一聽再聽。參考團員在推特寫下,或是在電台受訪時他們所述的內容,經過整理也猶豫了許久,最後終於挑選出以下這幾首做介紹。

3)SUNSET DRIVER
 在MV製作花費不少工夫的「SUNSET DRIVER」,是首節奏輕快的舞曲。在現場與Calmera一同舞蹈,或是高舉雙手拍打節奏享受音樂;透過專輯欣賞這首曲子,也依然會情不自禁聞聲起舞。


Calmera - SUNSET DRIVER





6)Poplar
 令人動容的旋律華爾滋「Poplar」,是由貝斯手HIDEYA所寫。鍵盤手PAKshin曾在推特上提到這首曲子的錄製過程:儘管錄音時總是充滿著緊張氣息,這天的錄製是前所未有的一拍即合,一次OK。無論何時,聽到「Poplar」總是感動。傳遞到我內心的莫名情緒,也許就是團員8人間彼此對於樂團Calmera的強烈感情。

7)有我在別擔心~曜日歌
 將日本搞笑爵士團體「The Crazy Cats」的兩首曲目重新編曲結合而成的「有我在別擔心~曜日歌」組曲(原文:だまって俺について来い~ウンジャラゲ)。在電台受訪時,他們聊到為什麼會選擇「The Crazy Cats」的歌曲。

 「在我幼稚園、國小的時候印象中的爵士,是像The Crazy Cats一般,一群風趣的歐吉桑將搞笑段子和爵士音樂結合演出。而那種將搞笑及爵士融合在一起的娛樂性,也是我們的風格。所以我想,Calmera既然擁有與The Crazy Cats相似的特色,那就應該要嘗試翻製他們的作品。」

 一開始,我並沒有發現其實「曜日歌」早就出現在我的童年之中。90年代後期,日本電視節目「志村大爆笑」開始在台灣播送。當時還小的我常和哥哥們在家裡客廳一起收看。會發現,是因為某天我放了Calmera的翻製版本,從一旁經過的老哥說:「怎麼會有這首?是怪叔叔的那個喔?」在我腦中,過往的那段記憶就像收訊不佳的第四台一般模糊不清。但對於相差10歲左右的哥哥來說,「曜日歌」的旋律似乎是再也忘不了的童年。

12)The Beginning of Wonderland
 「Golden Variety」專輯中的最後一首歌曲,是吉他手宮本敦所作,充滿綜藝氣息的「The Beginning of Wonderland」。起先有些好奇,為什麼要把這首曲名中寫著「Beginning」的曲目放在最後。事實上,曲中帶有著「我們才要再次從這裡開始」的意涵。對於Calmera而言,以它作為這張專輯的終曲,是再適合不過。



                                                    (Calmera官網)



8週年紀念演出

 2015年3月28日,Calmera將於大阪・難波Hatch舉辦8週年紀念演出(活動名稱:「なんばギンギン大作戦〜カルメラが8(ハッチ)周年だョ!全員集合〜」)。當天的開場嘉賓,是Calmera於今年9月份開始的新企劃「Calmera Orchestra」。他們透過網路召集有興趣一同組成交響樂團的朋友們,將所挑選的曲目以交響樂團編制呈現。「Calmera Orchestra」的發想,是希望能透過樂器與更多喜愛音樂的朋友們交流。每當看到他們更新的影像或是照片,都讓我更想到現場感受那般音樂交流的魅力。最近為了宣傳3月28日的演出,Calmera也不斷在官方Youtube頻道釋出短片。無論是哪個片段,都能感受到Calmera特有的幽默。目前為止,我最喜歡的是以「SUNSET DRIVER」舞蹈的練習側拍剪輯而成的「崩壞篇」。







December 29, 2014

2014年のいい思い出となったアルバム《1》STAYCOOL - Urban Canyon


【中文】2014與專輯的相遇《1》STAYCOOL - Urban Canyon


ドキュメンタリー+ライブ

 12月14日。兄のミニバイクの後ろに乗って、行ったことのないカフェにやってきた。台中の『思默好時』にてSTAYCOOLのドキュメンタリー+ライブイベント。こんな近い距離でSTAYCOOLのライブを観るのは初めてかもしれない。前回彼らのライブに行ってきた時は、台南の成功大学にて行われたピクニックライブだった。今年に台湾で、このようなピクニックライブはあちこちで行われて、友達や家族と芝生で音楽に浸りピクニックを楽しむ時間は素晴らしい。

 1時間ほどのドキュメンタリーでは、アルバム『Urban Canyon』を製作していた時のことが記録された。曲の概念や録音風景、そして最後は『丁丁與西西』との対バンツアー。映像を通して伝わってきたのは、サークルのようなバンドと家族のようなメンバーたち。メンバー全員はそれぞれの仕事があっても、昼間の仕事を終え夜のリハーサルや録音を進める。そうやって作られたアルバムだ。この日のライブでSTAYCOOLはいつもより話が多かった。ドキュメンタリーについて話したり、お客さんの質問に答えたりしていた。


ドキュメンタリー『LIFE GOES ON』予告編





Urban Canyon

 2013年7月にリリースされた2ndアルバム『Urban Canyon』だが、STAYCOOLが今年7月に行った日本ツアーに伴って私はこの作品と出会えた。去年は台北で初めてSTAYCOOLのライブを観た。しかし、彼らに対するの印象はまだ2011年にStreetVoiceが企画したコンピレーションアルバム『冬季選集』の時の感じだった。『所以說』は曲からMVまで全てが印象的だった。この曲は『Urban Canyon』の日本盤に収録されている唯一の中国語の曲。とても好きな曲なので、日本盤にも入っていることを知った時はとても嬉しかった。


『Urban Canyon』『冬季選集』







STAYCOOL - 所以說






Through The Viewfinder

 アルバムタイトルになっている『Urban Canyon』も好きだけれど、スタジオで聞いた『Through The Viewfinder』の響きはやはり忘れられない。初めてのラジオ通訳で朝から緊張していた。が、ウィルさん、ポンポンさん、スタンリーさんの生演奏を聞いてすごく落ち着いて、収録も無事に終えた。半年間経った今も、この曲を聞いたら心が穏やかになる。



収録中スタンリーさんからの一枚




STAYCOOL - Through The Viewfinder





2014與專輯的相遇《1》STAYCOOL - Urban Canyon


【日本語】2014年のいい思い出となったアルバム《1》STAYCOOL - Urban Canyon


紀錄片+LIVE

 12月14日。我將夾了兩張票的書本,放進OUTDOOR的復古格紋背包,坐上老哥的機車後座,前往我未曾去過的一家咖啡店。我們進到台中「思默好時」的地下一樓。「STAYCOOL / LIFE GOES ON 紀錄片+Live @台中」。這說不定是我第一次以這麼近的距離觀賞STAYCOOL的演出。上次見到他們,是在台南成功大學的榕園,是場野餐活動。今年在台灣各地,野餐活動似乎非常受歡迎;與家人朋友一起沈浸在音樂裡,享受野餐樂趣的時光,實是美好。

 在長約一小時的紀錄片中,專輯「Urban Canyon」的製作過程完整收盡:團員們講述歌曲的故事、錄音時的樣貌,最後經過和「丁丁與西西」的共同巡演,準備踏上日本演出之旅。透過影像紀錄下來的,是像社團一般的樂團STAYCOOL以及情同家人的團員們。儘管每位團員都有其他工作,他們還是在打卡後,於晚間,甚至是深夜裡練習或是錄音。在這天的現場演出,他們也與觀眾聊聊紀錄片的拍攝經過,回應台下發問,就像是一場小小的音樂座談會。



LIFE GOES ON 紀錄片 預告






Urban Canyon

 2013年7月發行的第二張專輯「Urban Canyon」。直到今年7月STAYCOOL飛往日本巡迴演出時,它才來到我手上。第一次看到STAYCOOL的現場演出,是去年在台北。但不知道為什麼,我印象中的STAYCOOL卻一直停留在2011年的「冬季選集」。其中收錄的歌曲「所以說」,無論是編曲、歌詞,或是MV都令人印象深刻。而這首歌,也是收錄於日本版「Urban Canyon」中的唯一一首中文單曲。專輯發行時,得知日本版也收錄了「所以說」,內心有分雀躍與感動。沒想到這首充滿夢想且童趣的歌曲,也在日本上架了。


「Urban Canyon」「冬季選集」





STAYCOOL - 所以說







Through The Viewfinder

 我很喜歡「Urban Canyon」這首描寫城市人們生活的歌曲,但在電台聽到的「Through The Viewfinder」現場演奏,我絕對不會忘記。雖然以往也有一些口譯經驗,但第一次擔任電台訪問的翻譯,從出門前就開始緊張。一段成員介紹之後,錄音室裡響起3人編制的「Through The Viewfinder」。輕快的節奏讓我放鬆許多,節目收錄也順利結束。半年後的現在聽到這首歌,依然能夠使我心情平靜。



節目預錄時的團長視野




STAYCOOL - Through The Viewfinder




December 16, 2014

古川麦『謝謝台湾ツアー』 in Tainan


【中文】古川麥「謝謝台灣巡迴演唱會」 in Tainan

 初めて古川さんの音楽を聴いたのは、10月に初めて2manymindsに行ったとき。「今流しているのはなんですか?」とオーナーさんに聞いたら、古川さんのアルバム『far/close』を見せてもらった。「ジャケットの写真は台湾で撮ったものですよ!どこで撮られたと思います?台北に見えないですよね。」お店でこのアルバムについていろいろと話していた。11月に古川さんの台湾ツアー情報を知って改めてYoutubeで曲を聴いて、ライブに行くと決めた。





 12月12日、金曜日の午後。台南にある『彩虹來了』というお店の3階にてライブを開催。ライブハウスやライブカフェの雰囲気とは違って、友達を家に呼んで一緒に音楽を楽しむようなライブだった。一番印象に残った曲は『far/close』に収録されている『Abraham』。これは、古川さんが一枚の写真にインスパイアされて書かれた曲。その写真は台湾中部の霧社というところで撮られた昔の写真。前にたくさんの人の首が置いてあって、後ろは日本人が並んで立っている。「霧社事件」が起きた後、残された写真だと思う。『Abraham』を聴いて古川さんが言った写真の光景が頭の中に浮かべ、鳥肌が立った。写真に収められている悲しい感情が音楽を通して伝えられた。


 気分を変え、次に2曲のクリスマスソングをした。『The Chrismas Song』と『Silent Night』。『Silent Night』は日本語と英語の二カ国語だけでなく、古川さんは中国語の歌詞を用意してみんなと一緒に歌った。暫く休んだ後、古川さんとNanaさんのコラボが始まった。絵と音楽の即興セッション。お二人にとってこのようなコラボは初めてで、私にとってこのようなライブも初めて観た。とても面白くと思い、素晴らしかった。










古川麥「謝謝台灣巡迴演唱會」 in Tainan



 第一次聽到古川麥的音樂,是10月份第一次去貳樂號音樂選貨舖的時候。店裡播放著他的新專輯「far/close」。我向老闆問說現在在放的是什麼,老闆就拿了專輯說「專輯封面是在台灣拍的!你覺得這是哪?我覺得看起來應該不是台北。」的確,那樣的路寬與兩旁店家的樣子,怎麼看都不像台北。11月時,我得知古川麥要到台灣來演出的消息,在Youtube又重聽了些他的作品。看了他的巡演行程後,我決定要去看他的現場演出。






 12月12日,星期五的午後。地點在台南正興街「彩虹來了」的三樓空間。與Live House或是咖啡店的氛圍不同,這天的演出像是邀請朋友來到家裡,一起享受音樂。令我印象最深刻的歌曲是收錄於「far/close」的「Abraham」。古川麥說,這首歌的由來是一張在霧社拍下的老舊照片——前排放滿了首級,而後面一排站的是幾位日本人。邊聽著他彈唱這首曲子,腦海中浮現出他口中所描述的光景,全身起了雞皮疙瘩。那張照片裡的悲傷情緒,透過他的音樂流露了出來。


 接著,他轉換情緒唱了兩首聖誕歌曲。「The Chrismas Song」與「Silent Night」。他不僅演唱了英文及日文的「Silent Night」,也準備了中文歌詞,與大家一起合唱「平安夜」。短暫的中場休息過後,是古川麥與藝術家Nana的聯合即興創作。古川麥即興的彈奏吉他,Nana也即興作畫。他們說,這是第一次做這樣的嘗試。而對我來說也是第一次看到這樣的演出,十分有趣。










December 15, 2014

JABBERLOOP at Legacy Taichung


【中文】台中初次見面・JABBERLOOP

 12月13日、待ちかねのJABBERLOOPの台中ライブ。彼らの名前が台湾で広められたのは4年前ほど、台湾の人気ヒップホップアーティストSoft Lipa(蛋堡)とコラボレーションしアルバム『月光』をリリースした時。私は遅れて知って、今年の8月に初めてJABBERLOOPの音楽に興味を持ち始めた。しかし台湾に戻るのは8月末。ライブに行く機会がなかった。帰国後は1ヶ月間ぐらい台北に住んで、大学の時によく行くCDショップに行ったらJABBERLOOPが台湾でリリースされた作品や輸入盤があった。




 会場は今年に新しくできたLegacy Taichung。幕が開いてユーキさんがベースソロを弾いている姿が見えてきた。次にメルテンさんのキーボード、ヨーヘイさんのドラムを加え、最後にダイスケさんとマコトさんがステージに現れた。雰囲気よく台湾の皆さんと再会できたようなオープニングだった。

 2.3曲をしてゲストのSoft Lipaが登場。『月光』に収録されている『月光下』や『經典!』、そしてSoft Lipaが自身のライブでもよく歌う『I Want You』など。『魂』台湾盤限定の『恍惚』はライブの前日にYoutubeで公開されたばかりにも関わらず、たくさんの人はもうすでに歌えるようだ。





 2部からはどんどん熱くなってきた。曲順はよく覚えていないが、『ブルーライト』と『参々七』のリズムでみんなが手拍子を叩いたり、『ナナナ』を一緒に歌ったりして、JABBERLOOPは音楽で国境を越えた。私は左の一番前の席にいて、『うそつき』の時はユーキさんのソロを思わず見とれてしまった。本編を終え、拍手と歓声の中メンバーが再登場。アンコールの最後はテンションの上がる『ソレソレ』。「ソレソレ」の掛け声を「台中」や「JABBERLOOP」に変えるのは予想できるが、台湾料理の「ツォウドーウフ(臭豆腐)」と「ルーローハン(滷肉飯)」まで出てきたのは面白かった。みんなが一緒に手を振って踊ったりして、とても楽しいライブだった。今度は日本でJABBERLOOPのライブを観たい。




ライブ後思ったこと

 ライブが終わった後、友達にLINEした。「ジャバとSoft Lipaがコラボしたことを教えてくれてありがとう!」と。残念ながら本人はこの事を忘れたようだ。「俺が教えたっけ?」と返事された。台湾でとても有名なSoft LipaとコラボしたJABBERLOOPのことを知らなかった自分に驚かされた。「えーなんで知らなかったの?」というような感じだったので、教えてくれたことははっきりと覚えている。

 8月にfox capture planのライブでメルテンさんの生演奏を観た以外、ほかのメンバーの生演奏は全部初めて。少し別のバンドの話をするが、メルテンさんとユーキさんの新バンドPOLYPLUS。もともとメルテンさんとカルメラの辻本さんの演奏がすごく好きで、2人が同じバンドにいるとどのような音が出されるのかと気になっていた。今回は初めてユーキさんの生演奏を観て、POLYPLUSの音楽がますます気になってきた。いつか機会があればPOLYPLUSのライブが観たい。そんなPOLYPLUSが結成された経緯は辻本さんのブログに書かれている。→『POLYPLUSお披露目LIVE〜さあ踊ろうか!〜』






台中初次見面・JABBERLOOP


【日本語】JABBERLOOP at Taichung

 12月13日,終於到了期待已久的JABBERLOOP台灣巡演台中場。他們開始在台灣受到矚目大約是四年前,他們與蛋堡合作發行專輯「月光」的時候。不過我一直到今年的8月才第一次聽到他們的名字。那時候還住在大阪,但因為8月底得回台灣,所以也一直沒機會看到他們的現場演出。回國後有大約一個月的時間住在台北,去了幾家大學時常去的唱片行,發現JABBERLOOP與蛋堡合作的「月光」,以及只在台灣發行的「台灣特選輯」。誠品音樂館還有進口幾張他們的日本專輯。







 這次演出的場地是在台中Legacy。黑幕漸漸拉開,出現在舞台上的是彈著貝斯獨奏的YUKI。接著是鍵盤的MELTEN、鼓手YOHEI。最後上場的是薩克斯風手DAISUKE以及小號手MAKOTO。團員們一位一位的現身,與久違的台灣樂迷再次見面。

 演奏了2,3首曲子後,蛋堡一上台,現場一陣尖叫。他們再次合作收錄於「月光」專輯裡的多首歌曲。而新專輯「魂」台灣盤限定的歌曲「恍惚」,儘管演出前幾天才被上傳到Youtube,現場似乎已經有許多樂迷能跟著蛋堡一起唱了。






 中場休息過後,台上與台下的互動比上半場更為熱烈。雖然不太記得曲目順序,但大家跟著「Blue Light」和「三三七」的節奏打著拍子,或是跟著JABBERLOOP一起唱著「NaNaNa」樣子,那就是音樂無國界的最佳證明。我坐在第一排左側,離貝斯手最近的地方。YUKI彈奏的「騙子(うそつき)」的貝斯獨奏,讓我看得入迷。最後一首安可曲,是最能帶動氣氛的「SoreSore」。MELTEN時而將「SoreSore」改成「台中」或是「JABBERLOOP」,要大家一起跟著喊。只是沒想到他還改成「臭豆腐」跟「滷肉飯」,實在是很可愛的一個樂團。大家一起揮著手亦或是唱跳著,是非常開心的一晚。以後有機會的話,我想在日本看看JABBERLOOP的現場。




演出結束後


 演出結束後我傳了LINE給一位日本朋友,跟他說:「謝謝你告訴我JABBERLOOP跟蛋堡曾經在台灣合作過的事情」但他似乎已經忘記這件事了,我收到的回復是:「是我說的嗎?」那天他告訴我這件事情時,我很訝異我居然完全不知道他們曾和蛋堡合作過。所以我絕對忘不了那天聽到這件事的當下。

 最後我想聊一下另一個樂團,是MELTEN和YUKI與其他樂手剛組成不久的「POLYPLUS」除了8月時在fox capture plan的演出上看過MELTEN的現場演奏之外,JABBERLOOP的其他團員我都是第一次看到。而POLYPLUS的團員中,我原先就很喜歡MELTEN以及薩克斯風辻本美博的演奏,所以一直很想聽聽看當他們一起組成POLYPLUS時,會是什麼樣的聲音。這次在JABBERLOOP的演出上第一次看到YUKI的演奏,讓我對於POLYPLUS更加好奇。如果有機會,我一定要去看POLYPLUS的現場。






December 11, 2014

メイデイのタイムマシン


 初めて買ったメイデイのアルバムは4枚目の『時光機(タイムマシン)』。ベースのマサ(瑪莎)が兵役を終えた後の復帰作でもあった。そして私が行った、たった一回だけのメイデイのライブは2004年に私の地元で行われた「Final Home 當我們混在一起 世界巡迴演唱會」。これもたった一回だけのメイデイが台南で行った大きいライブイベントのようだ。CDショップなどで行われるフリーライブやイベント以外に、メイデイのライブは私が初めてチケットを買って観に行ったライブ。去年のある日になぜかアミューズのページを開いて、メイデイが日本のアミューズに所属していることに驚いた。


「Final Home 當我們混在一起 世界巡迴演唱會」チケット




 中華圏の大人気バンドとして知らされているメイデイ(Mayday/五月天)。2013年にflumpoolとコラボし『強く儚く/Belief ~春を待つ君へ~』で日本デビュー。今年は日本での1stシングル『Do You Ever Shine?』をリリース、ドラマ『ビター.ブラッド〜最悪で最強の親子刑事〜』の主題歌として起用された。ギター兼リーダーのモンスター(怪獸)は 先月に台湾で上映された映画『逆轉勝(Second Chance)』に主演。その主題歌は『時光機』に収録された『九號球』の再アレンジ。モンスターが歌い、そしてギターソロにB’zの松本孝弘を迎えた。


flumpoolとのコラボ作品『強く儚く/Belief ~春を待つ君へ~』





 台湾でメイデイの曲はギターを学ぶ人にとってとても重要。『擁抱』と『溫柔』は弾き語りしたい人たちの入門曲だ。そんな人たちのために彼らはある面白い曲を作った。


メイデイ - T1213121




 日本で使われているギターの右手の指番号は「p.i.m.a.ch」のようだが、台湾では「T.1.2.3.4」を使っている。『T1213121』では、ギター部に入って弾き語りで格好つけたい、女の子の目を引きたい男子たちが考えているようなことが歌詞に書かれいてる。




 最近は4年ぶりに実家暮らしを始めて、CDとチケットを改めて整理した。高校に入ってからあまり聴いていないメイデイのCDは5枚もあった。「そんなにハマってた?」と思って『時光機』からもう一度聴いてみたら「あ、ほぼ歌える!まだ歌える!!」このぐらいハマっていたようだ。中学生だった私が『時光機(タイムマシン)』などの「過去に戻りたい」という気持ちが含まれている曲を聴いていいかとも思った。今改めて聴いて、本当に過去に戻ったような気がした。

 昔よく聴いていた曲を今で聴くとすごく落ち着く。中学校を卒業してからのここ7年間はあまりメイデイの曲を聴いていないが、考えてみればメイデイの音楽は私にとってやはり大切だ。


4thアルバム『時光機(タイムマシン)』






December 8, 2014

初見日本搖滾樂團『In 197666』


 In 197666是去年我在日本音樂雜誌『音樂與人』上知道的樂團。今年八月,我看好了他們的演出日期,從大阪前往東京。這次是In 197666企劃的活動「GONG!!!vol.2」,會場是位於渋谷的TSUTAYA O-Crest。抵達現場時,第一團『HEART-MEN』的演出已經開始,接著是當天宣布解散消息的『しかバンビ』。經過最後的換場,In 197666的團員們站上了舞台,看著他們的我竟然腦子裡一片空白。

 今年4月份在主流市場上發行首張完整專輯『Firmament』。當時人在日本的我,當然不可能錯過。早上十點半,第一堂課結束,我騎著單車到距離學校最近的一家TOWER RECORDS入手新專輯。加上去年託朋友買的迷你專輯,以及到日本後就上網訂購的過去的作品,現在In 197666的作品全數到齊。去聽聽同一個樂團不同時期的作品,總是可以發現許多有趣的地方。





 能看到這天In 197666的表演,就像是在做夢一般。從雜誌上看到後託朋友從日本買CD,我在大阪的幾個月裡他們也完全沒有到大阪演出。慶幸有東京朋友們的幫忙,終於讓我給見到了!除了西勇輔(vo./gt.)本人比我想的還瘦之外,那天看到的In 197666與我想像中的形象一模一樣。原本以為會從新專輯的歌曲『BouQuet』開場,沒想到第一首歌是他們獨立音樂時期的作品『天氣預報』。或許是看得太入迷,感覺整場表演一下子就結束了。這時開始響起收錄於『Starts Seed』的作品『Big Mouth & Little Boy』,在安可與掌聲之中團員們再次站上舞台。而西勇輔在第二首安可曲前說的話,令我又驚又喜。



「從台灣,還有昨天跟前天在名古屋、三重看過我們演出的樂迷朋友們,今天也來到了現場。我總是說希望每個人都能夠珍惜人與人之間的連繫,而今天,最能感受到那些連繫的是我自己!」



「台灣」這兩個字,實在是太令人感動了!




 只看到這麼一場In 197666的現場,總覺得還是不太滿足。但一個人在房間裡細細咀嚼他們的聲音,或許也是個不錯的選擇。



In 197666 - BouQuet



November 29, 2014

台湾音楽.ピックアップニュース

台湾音楽情報はいろいろありますが、最近見た私的なピックアップをいくつか紹介します。



Hush!がメンバー変更

今年の頭にメンバー変更を行い、メインメンバーがHush(vo./gt.)と熊爸(dr.)の二人になったHush!が先日に再びメンバーを変更。今はHush一人となり、Facebookファンページもボーカルの個人ページHUSHに合併されて、これからもサポートメンバーを誘い、バンドの形で活動し続けるそうだ。







Manic Sheepが活動休止

12月に日本バンドTHE NOVEMBERSとの対バン情報が解禁されたばかりのManic Sheepがいきなり活動休止。今年の12/8と12/17、残り2ライブも中止となった。しかしChris(vo./ba.)のコメントによれば、今は暫く活動を休んで調整することとなり、少し時間がかかるようだが、またいつか違った形で活動を続けるそうだ。







12月6,7日に2014簡単生活節 Simple Life

12月6,7日に台北華山文創園区にて行われる2014簡単生活節Simple Life。イベントスローガンの「We Will」で2年に一度の第5回の開催を迎える。ライブやフリーマーケットで国内外からのアーティストやブランドが参加。日本でも活動している台湾アーティストのクラウド.ルーやスミン、そして日本からはChara x THE NOVEMBERSのコラボレーションやインストゥルメンタルユニット→Pia-no-jaC←。詳細とラインナップはこちら




台湾音楽ニュースサイト「吹音楽 BLOW」

音楽サイトStreetVoiceが今年の夏に新しく設立した音楽ニュースサイト「吹音楽 BLOW」。ニュースだけでなく、アーティストや音楽関係者のインタビュー、そして国内外の音楽情報を紹介。中国語だけなのですが、中国語のできる方はぜひ見てみてください。

November 21, 2014

脳裏に焼き付いている音。In 197666。

 一年ほど前、偶々『音楽と人』を見て知った日本バンド『In 197666(インナイ)』。8月に東京に行った時は彼らのライブを観た。正しく言えば、そのライブの時間に合わせて東京に向った。TSUTAYA O-Crestにて開催されたIn 197666自主企画ライブ「GONG!!!vol.2」。着いた時に対バンの『HEART-MEN』はもうすでに歌っている。その次は解散発表をした『しかバンビ』。ステージ転換を終え、インナイのメンバーがステージに上がってきて、その姿を見て頭は真っ白になった。

 今年4月にメジャー1stフルアルバム『Firmament』がリリースされ、日本にいる私はすぐ新アルバムを手に入れた。1コマ終わりの朝10時半、チャリで20分ぐらい走って大学から一番近いTOWER RECORDSで購入。これでIn 197666の作品が全て揃った。どうやら私は同じアーティストの作品を集める癖があるようだ。違う時期の作品を聴き比べてみると面白いことを発見できるかもしれないから。





 この日のライブは夢のようだった。雑誌で見て、友達に頼んでミニアルバムを買って、そして大阪にいた数ヶ月の間で一回も大阪に来られなかったIn 197666のライブを東京に住んでいる友達のおかげで観れた。西さん(vo./gt.)が思ったより細いことを除いて、その場で見たIn 197666はイメージの中のインナイとピッタリ合っている。新曲の『BouQuet』から始まるかなと思いきや、最初の曲はインディーズ時代の『天気予報』だった。楽しい時間は過ぎるのが早く、あっという間に本編が終わった。『Starts Seed』に収録されている『Big Mouth & Little Boy』の音楽が流されて、拍手とアンコールの歓声が鳴り止まない中、メンバーが再登場。アンコールのMCで西さんが言った言葉は嬉しかった。



 「台湾や昨日、一昨日とライブをしてきた名古屋、三重で見たお客さんとかも来てくれて、今まで人とのつながりを大切にしてほしいって言って来たけど、今日は、自分でそれを実感してます!」



 「台湾」と言ってくれて本当にビックリして嬉しかった!




 ライブを一回しか観たことがないのはなんだか足りない気持ちはあるが、In 197666の音楽を部屋で味わうのも良いかもしれない。




In 197666 - BouQuet


November 17, 2014

Legacy Taichung 台中音樂傳記

 台北の『華山1914創意文化園區』にあるライブハウス『Legacy Taipei』は、今年の9月から台中にも支店が出来ました。その名は『Legacy Taichung』。キャパシティは1500人だそうです。



 この日はMary See the Futureのライブ『Sunday Lover』を観に行きました。受付から入ると、まずは物販やパネルを設置できるエリア、そして右手のほうから会場に入ります。一階はLegacy Taipeiと同じ感じの半分ぐらいの大きさで、二階も見えるので、人数の多いイベントなら二階も観客席として使われると思います。実際にここでライブを観て「意外と照明派手だね。」と思いました。笑






久しぶりのMary See the Future

 前回彼らのライブを観たのは、去年の12月に行われた2ndアルバム『My Fake True Love』のリリース記念ライブでした。今回のライブは、『Hellow』から始まって相変わらずにMCで話すことが少なかったのです。メンバーはみんな喋ってくれなくて、仕方なく口を開いたRogerさん(gt.)は話の最後で「歌おう」と言ってしまったせいで自分が歌わされました。Joshさん(vo./gt.)がこっそりと他のメンバーと話して、弾いたのは去年のライブでRogerさんが歌ったジョリン・ツァイの『天空』でした。イントロが始まって「これセットリストにないぞ!」とRogerさんが叫んでも曲は進んでいました。歌わされたRogerさんはその後、Fishさん(ba.)に「歌おうって言った瞬間、やっちゃったなぁと思った!」と言われました。

 ライブ後はJoshさんに挨拶。「最近どうですか」みたいな話しかしなかったが、この『Kind of Music』を始めたきっかけを思い出して、彼の音楽と思考はやはり自分にとって大きいと改めて思いました。


Mary See the Future - Sunday Lover





来月はまたLegacy Taichungへ

 12月13日はまたLegacy Taichungに行きます!JABBERLOOP『魂』Release Live in 台中!JABBERLOOPは2010年に台湾のヒップホップアーティストの蛋堡(Soft Lipa)とコラボレーションして、何回も台湾でライブを行ったようですが、彼らを知ったのは今年の夏です。今回は初めて彼らのライブに行くのですごく楽しみにしています!そして蛋堡さんもスペシャルゲストとして出演するそうです。日本では今年の頭にリリースされたアルバム『魂』、台湾盤は12月1日にリリースされます。




JABBERLOOP - タマシイ